シブヤ大学

先人の叡智を、私の心の中に。(やきもの鑑賞入門編 02)

16:00-17:30
  • 戸栗美術館
  • 中島 由美 [戸栗美術館キュレーター]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
申し込み方法
上記受付期間中、当WEB上の申し込みフォームより先着順にて受付 ※定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。尚、会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。*教室内は飲食不可。
いま、日本の伝統文化は、秘かに注目を集めています。なぜなら、この時代にも通用する「先人の叡智」がそこには詰まっているから。古き日本文化『やきもの』もその一つです。例えば、美術品として鑑賞されている「古陶磁」。実は江戸時代や中世・鎌倉時代までさかのぼると、普通の人々が日常的に使用していた食器や水瓶だったりするのです。美術館のガラスケースに並ぶ芸術作品? それとも食卓に並ぶお皿や鉢?「やきもの鑑賞」とは、それらを作り、使い、伝えてきた先人の息吹を感じること。でも、ただ眺めていても「やきもの」は何も語ってくれません。
本授業では「やきもの鑑賞入門編」として、江戸時代の『古伊万里』を中心に、磁器や陶器などのやきものの種類の違い、日本やきもの史等を学び、やきものが語るストーリーに耳を傾けてみます。そしてこの授業では、ガラス越しでなく実際に美術品に触れる機会を特別に設け、理解を深めていただきます。古陶磁の魅力が発見できたなら、きっとあなたの中にある「日本」に気づくかもしれません。前回に引き続き、展示にあわせてやきものに描かれた文様の魅力と、やきものの技法と種類(磁器と陶器の違いとは)について学びます。今回からご参加の方も大歓迎です。

先生

[ 戸栗美術館キュレーター ]

中島 由美

東京芸術大学大学院美術研究科修了(保存科学専攻)。戸栗美術館学芸員、日本陶磁協会研究員を経て現在、戸栗美術館評議員・学芸員。執筆、カルチャースクール講師等の活動を行う。著書「古伊万里との対話」「古伊万里からくさ美術館」監修「週刊やきものを楽しむ」他。

教室

戸栗美術館

1987年10月、美術品を永久的に保存し、広く一般に公開することを目的に財団法人の認可を受け、旧鍋島藩屋敷跡地に開館。現在では日本のみならず世界的にも評価の高い古陶磁専門美術館として活動している。主な収蔵品は、東洋陶磁器。東洋陶磁器は、日本、中国、朝鮮、などで生産された陶磁器の総称で、日本磁器の内、江戸時代のはじめに肥前国(現在の佐賀、長崎県)で生まれた磁器を肥前磁器と呼びます。
※古陶磁器:7,000有余点 古書画:4,000有余点(平成13年10月現在)

開館時間 : 午前9時30分 ~ 午後5時30分
(入館は閉館30分前まで)

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
渋谷区松濤1-11-3
電話:03-3465-0070

<当日の連絡先について>
電話:080-5542-2820 (※注)

(※注)
①授業当日午前8時以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。

最寄り駅1:JR山手線・埼京線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・東急東横線・京王井の頭線渋谷駅 下車 徒歩15分
最寄り駅2:京王井の頭線神泉駅 下車 徒歩7分