シブヤ大学

ピース・コミュニケーション
~『平和』は、いつも伝わらない~

10:30-12:30
  • 表参道ヒルズ 本館地下3階 スペースオー
  • 伊勢﨑 賢治 [紛争解決人/東京外国語大学大学院総合国際学研究科教授]、伊藤 剛 [asobot inc.代表 / シブヤ大学 理事]
参加費
無料
定員
220名
参加対象
世界、コミュニケーション、『GENERATION TIMES』に興味がある方

当日の持ち物
筆記用具をご持参ください。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】受付時間 : 9:50~10:20 (※)
(※)本授業の受付は10:20で一度締め切らせていただきます。遅れた方は館内セキュリティのため、通常の開館時刻である11:00までご入場いただけません。館外でお待ちいただきますこと、予めご了承下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は9月1日(月)に行います。(抽選予約受付は8月31日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、9月18(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
ここに、〈戦争〉と〈平和〉という2つの選択肢があったとしたら、きっと誰だって〈平和〉を選ぶ。それなのに、世の中から〈戦争〉がなくなったことはない。それは、なぜなのか?

今回の授業は、「新しい時代のカタチ」の“きっかけ”を提案し続けるジャーナル・タブロイド誌『GENERATION TIMES』のコンセプトを元にした『GTゼミ』の第3弾として、そんな率直で、永遠のテーマである〈戦争と平和〉について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

第1部では、日本人で唯一『紛争解決人』という特殊な肩書きを持ち、“シエラレオネ”や“アフガニスタン”で国連とともに『武装解除』という特殊任務を指揮してきた伊勢崎賢治さんをお招きします。
「紛争の現場には、〈正義をとるか?〉〈平和をとるか?〉。そんな究極の選択をしなければならない時があります」と語る伊勢崎さん。紛争地のど真ん中から見えてきた紛争の“現実”。「平和≠正義」という実体験をしたからこそたどり着いた“答え”。単なる“理想”ではなく、紛争をなくすための現実的なアプローチについて、現地の写真や映像などを交えてお話を伺います。

第2部では、この壮大なトピックと、私たちの日常との接点について、GT編集長の伊藤剛さんにお話いただきます。テーマは、「平和はコミュニケーションできるのか?」。
さまざまな戦争の歴史の中では、「広告的手法」は巧みに利用され、最近では『戦争広告代理店』という業界まで生まれて、流行しやすい「キャッチコピー」や見栄えの良い「記者会見」など、ファッションやスポーツイベントのようなPR戦略が繰り広げられている情報戦争。一方、平和を求める側は、いまだに『NO WAR』や『LOVE & PEACE』のフレーズを唱えることしかできないのが現状。そんな「コミュニケーション」という視点から、〈平和〉について考えます。

戦争にも、必ずある“前夜”。その夜が明けぬために、私たちにできること。このGTゼミが、『ピース・コミュニケーション』を始めるきっかけになることを願って。
あなたにとって、〈平和〉とは何ですか?

【授業の流れ】(予定)
第1部:「紛争解決人がたどり着いた“答え”」 先生:伊勢崎賢治 + 司会:伊藤剛
第2部:「平和はコミュニケーションできるのか?」 先生:伊藤剛

(授業コーディネーター:今村亮)


【注意事項:入場時間について】

本教室(表参道ヒルズ)は、通常11:00開館のところ、本授業のため特別に10:00に開館させていただきます。
つきましては、ご参加いただく生徒の皆様には、以下の受付時間・入場体制を予めご了承下さいますよう、お願い申し上げます。

●受付時間 : 9:50~10:20 (※)
(※)本授業の受付は10:20で一度締め切らせていただきます。遅れた方は館内セキュリティのため、通常の開館時刻である<11:00>までご入場いただけません。館外でお待ちいただきますこと、予めご了承下さい。

先生

[ 紛争解決人/東京外国語大学大学院総合国際学研究科教授 ]

伊勢﨑 賢治

1957年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。インド留学中、スラム住民の居住権獲得運動を組織。その後、国際NGOに在籍し、アフリカで開発援助に携わる。 国連PKO幹部として東ティモール暫定政府の知事、シエラレオネで武装解除、アフガニスタンでは日本政府特別代表として同じく武装解除を指揮する。 主な著書に『インド・スラム・レポート』(明石書店)、『東チモール県知事日記』(藤原書店)、『武装解除』(講談社現代新書)、『アフガン戦争を憲法9条と非武装自衛隊で終わらせる』(かもがわ出版)、『国際貢献のウソ』(ちくまプリマー新書)、『紛争屋の外交論』(NHK出版新書)、『日本人は人を殺しに行くのか』(朝日新書)、『本当の戦争の話をしよう 世界の「対立」を仕切る』(朝日出版社)などがある。

[ asobot inc.代表 / シブヤ大学 理事 ]

伊藤 剛

1975年生まれ。大学卒業後、外資系広告代理店を経て2001年にデザイン・コンサルティング会社「asobot(アソボット)」を設立。ジャーナル・タブロイド誌「GENERATION TIMES」の創刊や、「シブヤ大学」の設立など、「伝えたいコトを伝わるカタチに」をコンセプトに、さまざまなコミュニケーションプロジェクトを手掛ける。
また、東京外国語大学・大学院「平和構築・紛争予防専修コース」では、広告PR等のコミュニケーション戦略の視点から平和構築を考えるカリキュラム「ピース・コミュニケーション」を担当している。
主な著書に『なぜ戦争は伝わりやすく 平和は伝わりにくいのか』(光文社)、編著に『被災地デイズ』(弘文堂)、『earth code ー46億年のプロローグ』(ダイヤモンド社)などがある。

教室

表参道ヒルズ 本館地下3階 スペースオー

表参道のランドマークとして親しまれてきた「旧同潤会青山アパート」の再開発事業として2006年2月にオープンした複合施設。「メディアシップ」をコンセプトとし、人、街、世界をつなぐ「メディア」として、最先端のファッション、アート、ライフスタイルを発信し、高感度な人々が世界中から集まる場となっている。
設計は、建築家の安藤忠雄氏。建物の高さは、表参道のケヤキ並木と同程度に抑え、屋上や北側壁面などできる限りの緑化をすすめている。中心となる商業施設の本館地下3階から地上3階までの6層の吹抜け空間を囲む表参道とほぼ同じ傾斜のスロープ、「第2の表参道」には路面店感覚で店舗が配置され、街歩きの楽しさを演出。歴史ある街の記憶を継承し、新たな時代のランドマークへと成長していくことが期待されている。

所在地
渋谷区神宮前4-12-10 
表参道ヒルズ 本館 地下3階 スペースオー
電話番号: 03-3497-0281
最寄り駅:東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩2分、東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」5出口より徒歩3分
JR山手線「原宿駅」明治神宮口より徒歩7分
お客様用駐車場:182台
*満車の場合もございますので予めご了承の上、ご利用くださいますようよろしくお願いいたします。