シブヤ大学

ようこそ!デスカフェ

14:00-16:00
  • 恵比寿社会教育館
  • 一柳 弘子 [ノンフィクションライター]
参加費
100円
定員
30名
参加対象
これからの自分の人生・自分の死について考えてみたい人

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
※上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき1組のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※1:本授業は2018年11月17日(土)14時より先着受付です。
※2:定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2018年12月14日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。

ようこそ!シブヤ大学流デスカフェへ。

名前からは良い印象が持ちにくいかもしれませんが、デスカフェとは2011年にイギリスのJon Underwoodによって「限られた生を有意義なものにするように、死について考えよう」という趣旨のもと誕生した語らいの場です。

スイスの社会学者Bernard Crettazが自分の妻の死をきっかけに、気軽に死について話せる場として始めたcafé mortelが起源と言われ、今では多くの国でこのカフェが開催されています。 今回はそのデスカフェを、シブヤ大学流で行いたいと思います。

改めまして、こんにちは! 授業コーディネーターの竹島愛美です。
看護師として病院勤務を経て、現在は大学院で公衆衛生看護の勉強をしています。

皆さんは「死」というものについて考えたことはありますか?
身近な人の死などがそのきっかけになることも多いでしょう。

今年は毎月のように著名人の訃報が伝えられ、なんとなく「死」という言葉や存在に触れる機会も多く、自分自身で考えたり家族や友人との話題になった人もいるかもしれません。

では、もう一歩踏み込んで「自分が死を迎える。」その時を想像したことはありますか?

私は昔ある授業で「自分が余命宣告された立場で大切な人に手紙を書く」という課題が出されました。
主観的にみる死は漠然とした怖さややり残したことへの後悔などいろいろなものを想像させ、全く書けずに持ち帰ったことを覚えています。

患者さんの中には、病気をきっかけに「今、自分が生きている」という時間に価値を感じ、自分の人生をより大切に過ごそうという認識を持つ人が多いと思います。しかし、本当は、私たちすべての人間にとって時間は有限なんですよね。 そこに気付いてほしい、病気や加齢以外でその人にとって生きることを考えるきっかけを作れたら嬉しい、というのが今回デスカフェを開催する私の思いです。

今、死というものを通して人生を考えるからこそ、少し違った未来があるかもしれません。
ここで一緒に考えてみませんか?

世代や職業、持病の有無などは気にせず、『生き方』や『死』について考えてみたい、という思いと、筆記用具をもってお越しください。 お茶とお菓子をご用意してお待ちしてます。
今回はBernard Crettaz同様、身近な方の死をきっかけに死生学を学び「生と死について考える」ことをワークライフとしている一柳弘子先生をお招きします。

<授業の構成>
個人ワークを踏まえて、グループトークをメインに構成しています。
問題解決の場ではなく、自分の中での気付きを大切にして頂きたいのでお気軽にお越しください。

<解説>
『死生学』とは、死との向き合い方を学ぶことで、生命の価値やより良く生きることの意味を追究する学問として提唱された。身体や精神、価値観や宗教観まで含めた人間の存在の根源「スピリチュアリティ」に焦点を当て、いかに生きるか問いかける。従来の医療では重視されにくかった終末期患者の支援や「生命の質」を向上させる視点からも注目を集めている。(2015-03-28 朝日新聞 夕刊 1社会)

先生

[ ノンフィクションライター ]

一柳 弘子

その人らしく、より良く生きて、思い残しのない旅立ちのケアを追究している。出版社勤務を経て、フリーランスでノンフィクションライター、出版プロデューサーとして活動する。また「死生学」を専攻し、「サナトロジー&カウンセリング論」や「いのち演習」の講師を務める。2015年にパートナーが逝去してからは事業承継ならびに渋谷のコミュニティ活動に力を注いでいる。主な著書として「家族が死ぬまでにするべきこと」(彩流社)、「人は死んだらどうなるのか」(言視舎)、「心をケアする仕事がしたい」(彩流社)、「器用に生きられない人たち『心の病』克服のレシピ」(中公新書ラクレ)等多数。

教室

恵比寿社会教育館

昭和55年に渋谷区で二番目の社会教育館として開館。
音楽学習室、茶室、料理室などの豊富な学習室に加え、第1体育室(卓球室)、第2体育室、陶芸用焼窯、七宝焼電気炉など充実した設備環境があり、幅広い活動に利用されている。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。

所在地
渋谷区恵比寿2-27-18
電話:03-3443-5777
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

【最寄り駅】
JR「恵比寿駅」下車 徒歩15分
地下鉄日比谷線「恵比寿駅」または「広尾駅」下車 徒歩15分
(恵比寿駅から1kmほどありますので、余裕を持ってお越し下さい。ご不安な方はハチ公バスなどもご利用ください。)
ハチ公バス(夕やけこやけルート)「恵比寿社会教育館」すぐ

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
080-7507-7332
info@shibuya-univ.net