シブヤ大学

武士が切り盛りするゲストハウス
ハンディキャップで「お・も・て・な・し」

19:00-20:30
  • 千駄ヶ谷社会教育館
  • 高野 朋也 [鎌倉武士/株式会社i-link-u代表取締役]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】開場および受付開始は18:45です。18:45〜19:00の間に受付をお済ませください。
なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※1:本授業は2018年7月26日(木)19時より先着受付です。
※2:定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2018年8月23日(木)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
鎌倉にある小さなゲストハウス「彩(いろどり)」。
ここを切り盛りしているのは、なんと武士。ブシです。

…え?武士?(笑)

いや、わたしも若干の不安を抱きながら泊まってみたんです…
すると…

なんとも親しみ易い武士。
子どもに大人気の武士。
外国人観光客からも大人気の武士。
近所の人たちからも大人気の武士。
「ぶしーーーー」
と、色んな人が声を掛けていきます。

このゲストハウス、
「武士が切り盛りしている」だけでも随分な特徴ですが、
実は「障がいのあるスタッフが切り盛りしている」ことも特徴なんです。
車いすのスタッフが迎えてくれたり、吃音のスタッフが電話受けをしていたり…
およそ20名の様々な障がいのあるスタッフが、武士と共に交代で働いています。
室内は車いすでも入れるスロープと多目的トイレ&シャワーを完備。
実はここ、鎌倉唯一のバリアフリーなゲストハウスなんです。

「”福祉”を知っていないと関われないって思ってる人が多いけど、そうじゃない。みんなで関わると、仲良くなれる。」
と、武士は言います。

大人も子どもも障がいのある人も外国人も、
みんなで一緒にお茶してたら、気がついたら仲良くなってた。
そこに介するのは武士。
鎌倉に泊まりに来たというより、
「武士の家に泊まりにきた」
と言った方が良いかもしれません。

すごいおもてなしだなあ…と思っていたら、

「あ〜、”おもてなし”、”ウラなし”、です!」
と、武士、ギャグでニヤリ。

調べてみると「おもてなし」の語源はいくつか説があるようですが、
そのひとつに「表裏がない」という意味もあるようです。
相手に対して表裏の無い心で思いやる気持ちで対応する。
まさしく、このゲストハウスが実践していることでした。

今回の授業では、武士が運営するゲストハウスと、その日常の ”おもてなし”についてうかがいます。

【授業の流れ(予定)】
19:00 アイスブレイク
19:10 武士の自己紹介
    鎌倉のゲストハウス「彩」とは
    ・成り立ち「出会い系ゲストハウス」
    ・メンバー「こんなにカラフルなスタッフたち」
    ・「おもてなし」とは
    ・日常をつくる
20:10 質疑応答
20:20 集合写真、アンケート
20:30 終了

(授業コーディネーター:吉川真以)




本授業はTokyo Good Manners Projectとのコラボレーション講座です。


  TGMPでは、東京で暮らす一人ひとりが自分たちのグッドマナーに誇りを持ち、
  東京を訪れる世界中の人々に文化としてのグッドマナーを楽しんでもらうために
  “TOKYO GOOD“というコンセプトを掲げ、さまざまなアクションを
  起こしていきます。

先生

[ 鎌倉武士/株式会社i-link-u代表取締役 ]

高野 朋也

1987年生まれ、富山県富山市出身。明治大学卒業後、塾講師や英語教材開発を経て、都内の認知症グループホームで介護士に。ボランティアで出会った特別支援学校の高校生と二人で、若年障がい者の“社会への片思い”を叶えるためにi-link-uの活動をスタートする。
「みんながみんなの場をつくる」というコンセプトで始めた【ゲストハウス彩(イロドリ)鎌倉】では、誰もが生産力として活躍できる働き方を開発。「障がい者が働くなら福祉業界」という固定観念に、一般就労の雇用創出とそれを支える仕組みづくりで一石を投じながら、現場での見聞を日々発信して保守的な価値観への問題提起をつづけている。
日本で常態化しているマジョリティとマイノリティの隔離―大多数の人たちが彼らと違う少数の人たちと共にいる機会がなく、その存在すら知らずに生きること―を機会損失と考え、障がい者と健常者が分け隔てなく出会いつながる場として【ユニバーサル合コン】を企画。過去24回の開催で結婚1組・カップルを9組を生み、朝日新聞にも取り上げられて注目を集めた。
自分が気になったことは人目を気にせずとにかくやってしまう「おせっかい」で「おっちょこちょい」。それが今の事業を天職にしている資質であると同時に、取締役会の場で“取り締まられ役”にまわる要因にもなっている。ときに「詩人」と冷やかされるキャッチ―な言葉が発信力の源泉。褒められたらどんな木でも登るお調子者を自認する。神奈川県鎌倉市在住。鎌倉武士歴800年。

株式会社i-link-u

教室

千駄ヶ谷社会教育館

JR総武線千駄ヶ谷駅よりほど近く、渋谷区民のための学習や情報交換の場として活用されている教育会館。

社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された。社会教育活動のお手伝いをするため、社会教育に関する情報や資料を提供したり、グループ活動の相談などに応じている。学習室(大・中・小)、和室、茶室、料理室、託児室、談話コーナー兼展示室、図書・資料室、印刷・サークル室、体育室兼音楽室 などがある。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場ください。

所在地
渋谷区千駄ヶ谷1-6-5
電話: 03-3497-0631
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄り駅:JR総武線千駄ヶ谷駅 下車 徒歩7分 
地下鉄大江戸線国立競技場駅徒歩5分

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
080-7507-7332
info@shibuya-univ.net