自分で縫い上げる～この夏の浴衣づくり2017（第一回）

西武渋谷店サンイデー「みんなの手しごと」授業のなかで、夏の風物詩になってきたようにも感じる、和裁士タミカさんを先生にお招きしての浴衣づくり。

2017年の夏も開催いたします。

それぞれのお好みにあった浴衣生地（反物）選びから、自分の寸法に裁断し縫い上げるまでの工程すべてを参加者ご自身が手縫いで仕上げる全５回（授業３回、補講２回）の連続授業です。

裁縫も苦手なのに・・・浴衣を縫うなんて？！と、尻込みされている方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、
着物は左右がほぼ対称に出来ていて、ほとんどの工程を直線で裁ち、直線で縫うので半身ができれば、残りの半身は同じ要領で進められるので大丈夫です！
さらに、浴衣を縫い上げることで和服の構造を知ることができます。
ちょっとした直しや半衿付けなどもできるようになって、ぐっと和装が身近に感じられるのではないでしょうか？

とはいえ、はっきり言って３回の授業と２回の補講で仕上げるのはたいへんです。
「３回の授業と、２回の補講で自分で浴衣が縫い上げるんです」と言っても、最初は信じてもらえませんでした。
宿題も多くて、まるで修行のようだとおっしゃる参加者もいらっしゃいました。

でも、これまで３回開催しましたが、全員がご自分で縫い上げ、完成してくださいました。

先生のタミカさんとアシスタントのアヤさんが一人ひとり丁寧に教えてくださるので、苦手な部分や分からないところがあってもいっしょに進めるようになります。

７月、最後の授業ではみなさんが仕上げた浴衣を使った、着付けアドバイスや記念撮影もできそうです。

夏の風物詩ともいえる浴衣姿。
日本らしい風情に、海外の方たちも注目しているようです。
自分で縫った浴衣を自分で着こなすのは素敵ですね。
今年はどんな浴衣姿が揃うのでしょうか？
とてもたのしみです。

※和裁ならではの運針から学びますので、縫い物が初心者のかたでも大丈夫です。
※参加者のみなさんには、事務局より採寸について講師のタミカさんのメッセージを個別にお送りいたします。回答はタミカさんへ直接ご返信ください。（詳細は抽選後）

授業のながれ（予定）
12：45　　受付開始
13：00　　はじめに～
13：05　　和裁の基礎
　　　　　　・浴衣生地選び
　　　　　　・裁ち
　　　　　　・縫い～運針を学ぶ～身頃
16：50　　ふりかえり～記念撮影
17：00　　終了

※授業後10分程度、アンケートのご記入にご協力をお願いいたします。

(授業コーディネーター：佐藤隆俊)

※今後の授業予定は以下のとおりです。
第一回　6月17日（土）　13時～17時
・浴衣生地選び
・裁ち
・縫い～身頃

●補講：6月24日（土）14時～18時（場所：中井ギャラリーさくら）
・袖、脇縫い

第二回　7月1日（土）　13時～17時
・縫い～おくみ

●補講：７月８日（土）14時～18時　（場所：中井ギャラリーさくら）
・裾、袖付け

第三回　7月15日（土）　13時～17時
・縫い～衿付け
・仕上げ
・ミニ着付けレッスン

■協力：Galleryさくら　https://www.facebook.com/sakurachan.honpo

※対象：中学生以上

注意事項：
※1：
２ヶ月間全５回（授業３回、補講２回）の連続授業の第一回です。授業内容を確認いただき、全日程に参加出来る方のみ、お申し込みください。
※2：
材料費として、おひとり12,000円を頂戴いたします。（現金のみで、お釣りのないようにお願いします。）
※3：
反物の素材は国産綿及び綿麻で、東京染めのデッドストックを特別にご用意しております。染は昔からの伝統技法注染染め（ちゅうせんぞめ）、洗う度に味わいが増していきます。一部 に日焦け、多少の汚れなどがあるものもございますので、ご承知おきください。他、手作りの可愛いお猪口針山と浴衣用の針と糸を用意しています。

※4：
補講は、ギャラリーさくら（中井）の「チクチクレッスン」会場をお借り致します。
※5：
授業の内容や進行は、当日の状況によって多少変更する場合があります。


【みんなの手しごとについて】
「みんなの手芸」は、シブヤ大学と西武渋谷店サンイデー渋谷とのコラボレーション企画から生まれた授業です。「手芸」や「手しごと」を通して、先生や皆さまとつながりあえる場作りとして毎月開催しています。作品をつくるだけではなく、いろいろな人とのお話など交流もお楽しみください。