授業詳細

[ シブヤ大学10周年特別授業 ]CIVIC GENERATION
〜いま、わたしたちは“市民主役の時代”に生きている〜

日時 : 2016年9月25日(日)13:00〜16:00
教室 : 恵比寿ガーデンプレイス 「The Garden Room」
先生 : 坂口 緑 [ 明治学院大学社会学部教授 ]、宮城 治男 [ NPO法人ETIC. 代表理事 ]、平尾 順平 [ ひろしまジン大学 代表理事/学長 ]、塩山 諒 [ NPO法人スマイルスタイル代表理事 ]、岡部 友彦 [ コトラボ合同会社 代表 ]、桑原 静 [ シゴトラボ合同会社 代表 ]、伊藤 剛 [ シブヤ大学理事/asobot代表/GENERATION TIMES編集長 ]、左京 泰明 [ シブヤ大学 学長 ]

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参加費 : 無料 定員 : 300名 参加対象 : どなたでも

【申し込み方法】上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。

【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

【当日の持ち物】筆記用具

※:定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2016年9月24日(土)17時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。

レポートUP

2006年9月、シブヤ大学は開校しました。
つい最近のような気がするかもしれませんが、この10年間というのは「社会」が劇的に変わったとも言えるような、時代を象徴するトピックが数多く生まれた時期でした。

たとえば、iPhoneが登場したのは2007年。
FacebookやTwitterの日本版が公開されたのは2008年。
実に開校当時というのは、まだスマホもSNSも登場していなかった頃で、「社会起業家」や「ソーシャルビジネス」「コミュニティデザイン」のような言葉も存在していませんでした。

思えば、開校の翌年に出版されたシブヤ大学の本(『シブヤ大学の教科書』)も、当時の本屋さんには並べる書棚がなく、ある書店では「サブカルチャー」と書かれた棚に置かれていました。もちろん、現在では皆さんもご存知のように「NPO」「ボランティア」「まちづくり」「地域ビジネス」などと、10年前にはまったく想像もしていなかった書棚が当然のように存在しています。

つまりこの10年間というのは、テクノロジーの進化を伴いながら一人ひとりが「個人」として力を持ち、社会においては「シビック(わたしたち市民)」が主役となってきた時代とも言えるのではないでしょうか。

今回の10周年特別授業では、「市民社会」や「市民活動」などといったキーワードを軸に、NPOを含めた昨今のさまざまな団体がどのような時代背景の中で生まれ、どのような活動が行われてきたのかを振り返ってみたいと思います。

授業は大きく2部構成となっています。

第1部では、シブヤ大学を始めとした全国各地の取り組みを「ソーシャル系大学」と名付けられた明治学院大学社会学科の坂口緑先生をお招きし、グローバルな視野で「市民社会の歴史」を解説していただきたいと思います。また、次代を担う起業家型リーダーの育成をコンセプトに活動する中間支援組織『ETIC.』代表の宮城治男さんもお招きし、現場の近くで見守り続けてきた立場から感じた変化についてお話しいただく予定です。

続く第2部では、この10年の間に設立され実際に活動してきた団体の方々にご登壇いただきます。
シブヤ大学の姉妹校ネットワークを代表して、広島から『ひろしまジン大学』学長の平尾順平さん。
また大阪からは、若者の生き方や働き方などのさまざまな社会課題をユニークなアイデアで解決するNPO『スマイルスタイル』代表の塩山諒さん。
そして、「日雇い労働者の街」としてその名を知られている横浜の寿町でホステルを運営するなど、早くから“モノづくり”よりも“コトづくり”のコンセプトを掲げてまちづくりの活動を続けてきた『コトラボ』代表の岡部友彦さん。
最後に、通常のまちづくりでは排除されつつある“高齢者”をターゲットに「100歳まで働ける場所づくり」をさいたま市鹿手袋地区で実践されている『BABAラボ』代表の桑原静さん。
各ゲストの方々の活動は、解決する課題もその解決アプローチもまったく異なるものですが、この10年の間に「いち市民」として地域に根ざし、さまざまな活動を続けてきたという意味ではとてもよく似た共通点を持っています。どのような経緯で活動を始め、どのような未来を見据えているのかなど、個性豊かなそれぞれのあり方からこの時代を眺めます。

日数にすれば3650日。長くもあり、短くも感じる10年間。たとえ小さな活動であったとしても、大きな時代の流れの中で地道に着実にやり続けていけば、必ず「何か」は変化していく。そんなことを改めて実感できる機会になればと思っています。


第1部「市民社会の歴史」を振り返る
坂口緑(明治学院大学社会学科教授)
宮城治男(NPO法人ETIC.代表理事)

第2部「市民活動の現場」から眺める
平尾順平(ひろしまジン大学
塩山諒(スマイルスタイル
岡部友彦(コトラボ
桑原静(BABAラボ


(授業コーディネーター:伊藤剛、左京泰明)

坂口 緑明治学院大学社会学部教授

1968年生まれ、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、明治学院大学社会学部教授。専門は、社会学、生涯学習論。著書に、『政治の発見つながる』(共著、風行社、2010年)、『コミュニタリアニズムのフロンティア』(共著、勁草書房、2012年)、『ボランティア活動をデザインする』(共著、学文社、2013年)、『新訂版テキスト生涯学習』(共著、学文社、2015年)等。

宮城 治男NPO法人ETIC. 代表理事

早大在学中の1993年、学生起業家支援の全国ネットワーク組織として創設。2001年ETIC.ソーシャルベンチャーセンターを設立し、社会起業家育成のための支援をスタート。これまで700名以上の起業家を輩出。2004年からは、地域における人材育成支援の「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクトを開始」。地域の人材育成、中小企業支援等のネットワークが全国100地域以上に広がる。東北の復興支援にも注力し、右腕プログラムでは東北の140プロジェクトリーダーのもとに240名のスタッフを送り込む。

平尾 順平ひろしまジン大学 代表理事/学長

1976年広島県生まれ。広島市立大学国際学部卒業。学生時代、バックパッカーとしてユーラシア大陸横断などの旅をする。大学卒業後は国際協力の仕事に従事し、東南アジア、中央アジア、中米、アフリカなどの人材育成、教育案件を担当。バックパッカーとして、また出張等で、国外から改めて広島を見つめ直す経験から、地元の魅力と可能性を強く感じ、これからの広島のために自分にできることからしていきたいとの思いで30歳で帰郷。平和記念資料館を管理する広島平和文化センターに2年間勤務ののち退職。
2010年5月、ひろしまジン大学を立ち上げ現在に至る。

塩山 諒NPO法人スマイルスタイル代表理事

1984年兵庫県生まれ。2007年に社会変革への衝動を形にしようと『スマスタ』を設立。既成概念にとらわれない「創造力」とセクターを越えた「つながり」で、この豊かなまちの格差や貧困問題解決に挑戦している。民間の職業安定所『ハローライフ』、高校生とつくる『いしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)』は、2014年度グッドデザイン賞を受賞。今夏は『ボケない大阪移住プロジェクト』に注力している。

岡部 友彦コトラボ合同会社 代表

1977年生まれ。東京大学大学院建築学修了。 2004年より横浜寿町にて地域資源を活用した活性化事業、ヨコハマホステルビレッジを始め、地域の状況やプロジェクトを紹介するプロモーションムービーの制作、大学と連携した事業や地域課題の解決+社会コストの縮減を目指したプロジェクトなどを民間ベース行っている。2012年より愛媛県松山市三津浜地区にて空き家バンクや、使われていない古民家のコミュニティアセット化を目指した活性化事業を行っている。 著書に「日本のシビックエコノミー私たちが小さな経済を生み出す方法」(共著、フィルムアート社、2016年),「まち建築―まちを生かす36のモノづくりコトづくり」(共著、彰国社、2014年)「創造性が都市を変える」(共著、学芸出版社、2010年)「まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方」(共著、学芸出版社、2016年)
http://koto-lab.com
http://konoyubi-tomare.net
http://mitsuhamaru.com
http://yokohama.hostelvillage.com

桑原 静シゴトラボ合同会社 代表

1974年さいたま市生まれ。NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターでの勤務を経て、2011年、100歳まで働ける工房『BABAラボ(ばばらぼ)』をさいたま市で開設。工房では、高齢者の雇用を創出するほか、子連れ出勤の母親の参画を促し、多世代交流の場を提供している。現在は、事業実績から生きたノウハウを集め、全国で高齢者の職場「BABAラボ」づくりの支援、高齢者のアイデアを活かしたサービスや商品づくりなどを行っている。今冬に『BABAラボ@ぎふ』が開設予定。

伊藤 剛シブヤ大学理事/asobot代表/GENERATION TIMES編集長

1975年生まれ。明治大学法学部を卒業後、外資系広告代理店を経て、2001年にデザイン・コンサルティング会社「asobot(アソボット)」を設立。 主な仕事として、04年にジャーナル・タブロイド誌『GENERATION TIMES』を創刊。06年にはNPO法人『シブヤ大学』を設立し、グッドデザイン賞2007(新領域デザイン部門)を受賞するなど、さまざまな分野のプロジェクトデザインを手掛ける。 また、東京外国語大学・大学院総合国際学研究科の「平和構築・紛争予防コース」では講師を務め、広報・PR等のコミュニケーション戦略の視点から平和構築を考えるカリキュラム「PEACE COMMUNICATION」を提唱。2015年7月に、初の著書として『なぜ戦争は伝わりやすく 平和は伝わりにくいのか ピース・コミュニケーションという試み』(光文社新書)を刊行した。

左京 泰明シブヤ大学 学長

1979年、福岡県出身。早稲田大学卒業後、住友商事株式会社に入社。2005年に退社後、特定非営利活動法人グリーンバードを経て、2006年9月、特定非営利活動法人シブヤ大学を設立、現在に至る。著書に『シブヤ大学の教科書』(シブヤ大学=編 講談社)、『働かないひと。』(弘文堂)がある。

今回の教室 :
「恵比寿ガーデンプレイス 「The Garden Room」」

渋谷区恵比寿4-20-3
最寄り駅:JR山手線・地下鉄日比谷線恵比寿駅 下車 JR山手線恵比寿駅東口から動く通路「恵比寿スカイウォーク」で約5分

当日の連絡先:080-5542-2820 ※授業開始の1時間前より受話いたします。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター設置

「The Garden Room」は、恵比寿ガーデンプレイスの敷地内にある環境・交通の便ともに良好な多目的ホール。床面積80 坪の空間に最大300 席、スタンディングでは500 名を収容。パーティーやコンサート、展示会等、共有感・親密感を大切にするカルチャーイベントやシンポジウムなど、さまざまな用途に対応します。また、バックエントランスは車両などの搬入がスムーズにおこなえ、大型製品の発表会や展示会には最適。あらゆるプレゼンテーションやパフォーマンスを高いレベルに導く、機能性な多目的空間です。
恵比寿ガーデンプレイスはサッポロビールの工場跡地を再開発した複合施設で、ショッピング、オフィス、飲食から住居に至るまでさまざまな機能を兼ね備えた、東京都における都市開発の代表的存在です。