シブヤ大学

渋谷の坂のものがたり
~まち歩き@渋谷駅周辺編

14:00-19:00
  • 渋谷の坂
  • 渡邊 一夫 [坂学会 理事]
参加費
2,000円
定員
12名
参加対象
どなたでも、地理、地形、坂、歴史、渋谷に興味のある方。

当日の持ち物
筆記具、移動中の飲み物
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※1:本授業の抽選は2016年8月31日(水)に行います。 (抽選予約受付は8月30日(火)24時までとなります。) 
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2016年9月9日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
※3:歩きやすい格好でご参加ください。
※4:飲食代としてお一人2,000円を頂戴いたします。
※5:雨天でも開催いたします。
「渋谷」はまさに坂の街です。

渋谷という名が示す通りに、JR渋谷駅は、谷底にあります。

その谷に向けて東からは宮益坂が下り、西に行くには道玄坂を上らないといけません。それだけではなく、渋谷周辺の主要な道路はすべて坂となっています。宮益坂、道玄坂以外にも金王坂、八幡坂、南平坂、松見坂など、名のある坂がいろいろとあります。

これらの坂名の中には江戸時代にまで遡るものもあります。さらに、円山町、宇田川町、神泉といったエリアですと、主要な道路だけではなく、本通りから入った裏手の道がアップダウンを繰り返し、小さな坂が数え切れないほど、あります。その中には、「スペイン坂」のように、エリアのイメージアップのために名前が付けられた坂もあります。

渋谷の街を歩き回る事は、まさしく坂を巡ることです。
今回は、「坂学会」の理事をなさっている渡邊一夫さんを先生にお招きし、いまはビルで覆われていて分りにくくなっている渋谷の複雑な地形を「坂巡り」で体感し、渋谷の地形をからだで学びます。

渋谷の複雑な地形は、渋谷川をはじめとする川によってつくられました。その多くは、いまは暗渠となりその存在を、なかなか、認識出来ません。ところが、渋谷の街を歩き回り、坂を上り下りして地形をからだで感じると、ここにかつては川があったなと感じ取る事が出来るようになります。

さらに、渋谷に限りませんが、坂と神社仏閣は切っても切れない深い関係があります。坂には、高台の聖なる場所と低地の境(さかい)という意味があり、そのふたつの場所をつなぐものという意味もあります。だから、坂と聖なる場所=神社仏閣とは深い関係があるのです。渋谷でも、金王八幡神社、氷川神社、御嶽神社(宮益坂の名前の由来の神社)、千代田稲荷神社など、坂とゆかりのある神社がいろいろとあります。

このように、渋谷の街を歩き回り、渋谷の坂を巡り、渋谷の複雑な地形をからだで知る事は、その地形を舞台に繰り広げられたさまざまな歴史への認識を深める事につながります。その歴史というのは、江戸時代などの前近代の話だけではなく、明治から大正、さらにはバブル時代までの昭和の歴史を含みます。渋谷の坂を楽しむ事は、渋谷そのものをもっと楽しむ事になるのです。

授業前半は、渋谷の一番低いあたりから「坂巡り」で始まります。渡邊さんのお話を聴きながら、いろいろな坂を2時間ほど歩きましょう。
「坂巡り」のあとは、どのようなルートを歩き、巡った坂の名前や神社仏閣、その言われなどを座学で復習しながら、皆さんとお食事をしながら坂談義を楽しみましょう。

【授業のながれ】(予定)
13:45 受付開始(渋谷の坂/教室の説明をご確認ください)
14:00 はじめに~シブヤ大学について、諸注意など(ミニフラッグで案内)
14:05 坂巡りスタート
      金王神社~宮益坂~
      渋谷駅周辺を巡る
16:15 ふりかえり
16:30 記念撮影~第一部終了

第二部@渋谷区内某所カラオケ店にて 
17:00 坂座学
18:45 記念撮影~アンケート
19:00 終了

終了後10分ほどアンケート記入にご協力ください。

(授業コーディネーター:佐藤隆俊)

【注意事項】
・歩きやすい格好でご参加ください。
・飲食代としてお一人2,000円を頂戴いたします。
・雨天でも開催いたします。
・中学生以上を対象にしています。
・持ち物:筆記具、移動中の飲み物
・内容、予定は変更される場合があります。

先生

[ 坂学会 理事 ]

渡邊 一夫

1954年1月生まれの62歳。 一昨年1月まで、広告会社に勤務。CMプランナーを皮切りに、AE(広告主担当営業)、データベースビジネス、人事・コンプライアンス担当を務めて来ました。約10年前に、病気をして主治医から血行をよくするために歩けと言われ、困惑していた時に出会ったのが、松本泰生「東京の階段」です。この本に紹介された東京都内の階段坂120余を半年で制覇し、すっかり階段坂、坂、そして街歩きにはまり、それ以来10年にわたり、都内と都内近郊、さらには全国の坂を巡っています。昨年は、大阪、函館、金沢、鹿児島、塩原、そしてミャンマーの坂巡りをしました。今年は、韓国南西部の全州の坂巡りを楽しみました。また、坂が舞台となったCMの研究も行っています。
坂学会

教室

渋谷の坂

金王坂と六本木通りの坂が交わるところ。 渋谷の一番低いところとも言えます。 集合場所は、そんな「坂の教室」渋谷警察署付近です。 横断歩道橋のなだらかな「坂」を降りきったところにお集まりください。 渋谷駅下車 東側にある明治通りと246道路の交差点(南東角)にあります。 横断歩道橋を降りてすぐです。渋谷駅から徒歩5分。

所在地
<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net