手作り衣装でLet's dance！
～ハンディキャップを超えて交流しよう～

私の職場には、知的障害のある人が働いています。
とても勤勉に仕事をしていて、まわりからも頼りにされているのですが、 正直、仕事以外の部分でどう接したらいいのかわからない、、という気持ちもあります。

「障害のある人と関わることって難しいのかな？」
「私に手助けが出来るのかな？」

と思ってしまい、自分から交流する機会を閉ざしてしまっていたのかもしれません。

今回この授業は「自分と同じ思いの人がいるかもしれない。」そんな思いから立ち上げを決意しました。
一緒に交流をしてみれば、新たな発見があるかもしれないし、知ることで面白い世界が広がるかもしれませんよね！
「楽しく交流」を目的に、衣装作りやダンスを一緒に行ってみませんか？！

本授業は、二部制で授業を展開していきます。
第一部の授業では、第二部のダンス発表会で使用する衣装作りを行います。

TADFUR（タッドファー）という毛皮リメイクのお店から頂いた、長さ・形が様々な真っ白のトワル（毛皮リメイクの途中工程「仮縫い」で発生する生地コート）に、コミュニケーションをとりながら鮮やかにペイントしていきます。

素敵な衣装に包まれて、楽しく踊る様子を想像すると、なんだかわくわくしてきますね！
衣装作りが終わったら、一旦休憩をはさみます。

第二部の授業は、渋谷区を中心にダンスセラピストとしてご活躍されている渡辺英子先生をお招きして、ダンスの練習を行います。 渡辺先生は、スウェディッシュマッサージのセラピストや、高齢者や子供たち向けのタップダンスの講師をされる中で、”触れること”の重要性に気付き、誰もが気軽にできる最近話題のタッチケアを広める活動をされています。 また、渋谷区の知的障害者幡ヶ谷教室「ＧＡＹＡ」など、障害のある方々を対象としたダンスワークショップも開催されている、とってもパワフルな先生です！
先生には、みなさんが知っている曲に合わせたダンスを教えてもらいます。
難しく考えず、曲に合わせて一緒に踊ってみましょう！ もちろん、ダンス初心者の方でも大丈夫です。

そして最後には、自慢の衣裳をまとい、ダンス発表会を行います！
衣装作りやダンスを通じてお互いに交流を深めることで、きっと忘れられない楽しい一日になること間違いなしです！

【授業の流れ】（予定）
12:30　受付
13:00　授業開始　ガイダンス　ダンスの衣装を作ってみよう！
14:00　休憩
14:20　ダンス練習
15:00　ダンス発表会
16:00　終了
※授業後10分程度、アンケートのご記入にご協力をお願いいたします。

【注意事項】
※材料費として、おひとり300円を頂戴いたします。（現金のみで、お釣りのないようにお願いします。）
※本授業は、自分の手などを使ってペイントを行う為、手や服が汚れます。汚れても良い格好でお越し下さい。
※本授業は、安全のため、室内履きを用意していただくか、無い方は裸足でご参加いただきますのでご了承ください。

（授業コーディネーター：谷口理沙、吉川真以、菅井玲奈、笹木菜央、中西政江、松田高加子）

 ＊協力：　TADFUR（タッドファー）※廃棄されるトワルの再利用について