授業詳細

[ 旅する学部 ]人に会いに行く旅をしよう。@神奈川県 湯河原町 ※「ビオ・ファンゴ」施術あり 〜「温泉泥を活用した新しい温浴施設の未来」「湯河原に人を呼べるお豆腐屋さん」「スゴ技をもつ和菓子職人から学ぶ地域企業の仕事」ほか〜

日時 : 2016年1月30日(土)10:30〜2016年1月31日(日)16:30
教室 : 神奈川県 湯河原市

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参加費 : 18,000円 定員 : 10名 参加対象 : 社会人・学生の方ならどなたでも。

【申し込み方法】右(スマートフォンは下)の「申込む」ボタンをクリックすると申込ページ(外部サイト)に移動しますので、リンク先の「チケットを申し込む」ボタンよりチケットをお求めください。

・申込は先着順で、1月29日(金)10:00までの受付となりますが、満席となり次第、締め切ります。
・満席状況は本ページではなく、申込ページ(外部サイト)よりご確認ください。

【当日の持ち物】着替え・タオル(足湯の際にも便利です)など旅行に各自必要なもの、防寒着、雨具、筆記用具、デジタルカメラ(スマートフォンでも構いません)。
※初日は足湯に入りやすい服装でお越しください。

※ こちらは「ビオ・ファンゴ」施術ありのお申込ページです。「ビオ・ファンゴ」は別途費用がかかりますので、ご希望されない方は、こちらからお申込みください。
・本授業は、2016年1月30日(土)〜1月31日(日)の1泊2日のバスツアーです。
・宿泊費、食費、体験料、印刷費、郵送費、決済手数料として、実費【¥18,000】を事前決済いただきます。(加えてビオ・ファンゴ施術料¥7,000が別途現地精算(カード可)となります)
・本授業は旅行業法上、株式会社フォレスト(神奈川県知事旅行業登録第2-964号・足柄下郡湯河原町城堀207)の旅行企画・実施となります。

レポートUP



日本各地、そこの土地に暮らし働くことを選んだ”人”に会いに行く旅


自然、まちなか、歴史、文化、食べもの、お酒、暮らし、、
もちろん、そのものだけでも楽しめるけど、地元の誰かと一緒だともっと面白い。
ただの旅行じゃ見えてこない、その土地・その人ならではの、日常や仕事も見てみたい。

観光ガイドやスマホじゃなくて、その土地の人と紡ぐローカルな旅。
今回は、神奈川県は湯河原に会いに行きます。

渋谷からの往復交通費は委託事業の予算から負担します!
よかったら一緒にどうですか?

※本プログラムは、地域の中小企業の仕事に触れる機会づくりとして、
  中小企業庁委託事業「平成27年度UIJターン人材拠点事業」として実施しております。


温泉泥を活用した新しい温浴施設の未来:大和田瑞乃さん(株式会社アセンダント)


古くから優良な温泉地として、観光産業で成り立ってきた町・湯河原。歴史的な文豪たちが長期滞在をするなど情緒あふれる街並みを残しています。現在でも、高い人気を誇っているのが「湯治」。薬では治せない未病やケガ跡などに効く温泉として、多くの観光客が訪れています。今回は、この湯河原の温泉施設の1つ、「生粋の源泉宿 大観荘」にコンサルタントとして携わる大和田瑞乃さんに会いに行きましょう。
大学院では、工学系研究科で建築を専攻されていたという大和田さん。温泉そのものではなく、旅館の「ユニバーサルデザイン」を研究していたことがきっかけで湯河原と大観荘に出逢いました。大観荘の館主相澤さんの人柄に惹かれ、今はコンサルタントという立場でありながら旅館の半被を纏い、ロビーに立ちお客様たちの対応もします。
大観荘では大和田さんが日本で初めて実施した「ビオ・ファンゴ」は温泉泥を活用した温泉療法を提供しています。ビオ・ファンゴは普通の泥エステと違い、泥に含まれるミネラル類と微生物を「温泉」によって混ぜ合わせて出来ています。出来上がるまでには、泥を温泉に1ヶ月以上浸し、温泉の成分と泥に含まれるミネラルを微生物と合わせ、養生・熟成させるという、とても手間暇をかけて作られています。
このように時間をかけて作った温泉泥を体に塗ることで温め、これまで薬では治しにくかった様々な症状に対して効果が発揮されます。例えば、骨粗しょう症、リウマチや関節炎、皮膚疾患への有効性が報告されています。イタリアでは、保険が適用されるほどポピュラーなセラピーの一つですが大和田さんが日本に導入するまで、全く知られていませんでした。
大和田さんは、このビオ・ファンゴを温泉療法としてだけでなく、これを切り口にしながら「温泉地の新しい活性方法」を産み出そうとしています。自社と大観荘だけではなく、湯河原のその他の商店や飲食店とも連携して、地域に人を呼び込む、地域活性のプロジェクトにも取り組んでいます。
今回は、この新しいビオ・ファンゴを中心にどうしたらこのサービスが広がり、他の温泉地でも転用できるモデルとなっていくのか?という点や、温泉地活性化のお話などについてお伺いします。

(こちらは「ビオ・ファンゴ」施術付きのお申込ページです。「ビオ・ファンゴ」は別途費用がかかりますので、ご希望されない方は、こちらからお申込みください。)



湯河原に人を呼べるお豆腐屋さん:浅沼宇雄さん(湯河原十二庵)


今回訪問する先は、湯河原十二庵の浅沼宇雄さん。湯河原町で一念発起して豆腐屋を起こした地域の若手経営者です。
元々、東京でシステムエンジニアとして企業の新規事業立ち上げなどをお手伝いしていたという浅沼さん。食品偽装問題など食の安全が取り沙汰された時に、「子供たちの食の安全」について深く考える機会があったそう。そこから、安心な食材を使って地元で何か出来ないかと考えはじめ、ふとある時に「豆腐」を使った起業を思いつきます。そして実家の引っ越し先である湯河原にUターンし起業に至りました。現在は数名のスタッフとともにこだわりの食材を使ったお豆腐を販売しています。一度食べたらその違いは歴然!少しずつ町内にその評判が伝わり、また湯河原に来る観光客にも徐々に認知されるようになりました。
また「まちのためになることをやりたい」と複数の商工会に参画するなどして商店主同士のつながりを強め、また若い経営者を増やし、湯河原全体を盛り上げたいと奮闘されています。
そんな浅沼さんは2015年1月より、新規事業として「飲食店」の展開をスタートされます。こだわりの豆腐を中心とした料理を提供する場を設け、魅力的な観光スポットとなりそうです。今回のツアーでは、オープンから1週間後のお店で自慢の豆腐を使ったランチをいただきながら、どのように仲間を増やし事業拡大を進められているのか、そこにかける想いや地域との今後の関わり方を伺いたいと思います。



スゴ技をもつ和菓子職人から学ぶ地域企業の仕事:小菅奉和さん(株式会社昇栄堂)


「元々、自動車関連の会社で営業をやっていて、21年前に妻の家業を継ぐために湯河原にやってきたんです」。そうにこやかに教えてくださるのは、株式会社昇栄堂 代表取締役 小菅奉和さん。和菓子処・味楽庵は先代が立ち上げ、この湯河原の地で愛される和菓子屋さんを営んできました。
この和菓子屋さん、ただの和菓子屋さんじゃないのです。お店に入ると2階のギャラリーに行くことができます。「和菓子屋さんにギャラリー?」聞きなれない組み合わせに首をかしげながら階段をあがると、目に入るのは高さ1メートルあろうかという大きな松の木や、手のひら以上の大きさがある立派な牡丹の花のオブジェが綺麗なガラスのショーケースに入っています。
「これ、全部和菓子でできているんです」そう言われてもすぐには信じられないぐらい、花びらや葉っぱ一枚一枚は精密で色鮮やかです。こうした作品は「工芸菓子」というのだそう。中には製作に半年以上もかかるという工芸菓子もあります。また、和菓子業界には珍しく、工場を見学することもできます。和菓子職人は「自分の技」を中々他の人に見せようとしませんが味楽庵では制作現場をガラス張りにして中を見学できるようにしています。
小菅さんはより和菓子文化や和菓子職人の仕事を身近に感じてほしいと、工芸菓子や工場開放に取り組んでいます。
「湯河原は、雨の日に見て回る所があまりなかったから、雨の日でも楽しめるような場所を作りたかったんです」そう湯河原の弱かった部分を語ってくださった小菅さん。先代から続く和菓子作り体験はそれを補う一つです。
季節にあわせた和菓子を手作りし、みんなで和気あいあいとお茶を飲む。そんなゆったりとした時間を過ごしながら、和菓子職人の丁寧な仕事に触れる機会になっています。こだわりは「家に帰ってからも作れる」こと。そのため、特別な道具は一切使わず、全て日用品店で手に入る道具で和菓子を作るようにしているそう。
今回はこの小菅さんの元で、和菓子作り体験をしながら、小菅さんのベースにある「和菓子を身近に」「和菓子産業と地域を盛り上げたい」という想いやそこからの取組、今後の可能性などをお伺いします。



その他のハイライト


今回、湯河原を案内してくれる地域コーディネーター・相澤さんは、生粋の湯河原人。旅館で生まれた相澤さんは、産湯も源泉かけ流しの温泉だったそう。そんな湯河原を熟知した相澤さんが案内するディープで知られざる情報が詰まった今回のツアーは、ガイドブックでは絶対に観られないイチオシポイントをご案内します。
また、食のハイライトは訪問先でもある「十二庵」のお豆腐!食べたら絶対にその違いが分かります。2日目の食は、Uターンで移住したオーナーが開いたフレンチレストラン「カフェ・エフェメラ」で湯河原を一望しながらいただきます。



「ビオ・ファンゴ」について


痛みを和らげる治療法の一つに、患部を温める「温熱療法(おんねつりょうほう)」があります。ビオ・ファンゴセラピーはこの「温熱療法」に該当します。関節の上にファンゴを載せ、泥に吸着させた温泉の蓄熱で幹部を温めていきます。
※詳細はこちらをご参照ください。
ファンゴセラピーは、患部の冷えによる血行不良が原因で痛みが悪化しているケースで特に効果を発揮しますので、「捻挫・打撲・骨折」などの突発的なケガからの急性の関節炎によって、強く急激な痛みを伴っている時は、患部を冷やす必要があるためファンゴセラピーは行えません。ご自身の体調をご確認の上お申し込みください。



旅の流れ(予定)


1日目:2016年1月30日(土)  ※食事:朝× → 昼◯(参加費内) → 夜◯(参加費内/お酒のみ別途実費)

10:00 受付開始(集合場所は渋谷駅周辺、開催1週間前頃にお知らせします)
10:30 渋谷発(バス内で、自己紹介・ガイダンス・地域の紹介)
12:30 湯河原着
     〜 大観荘・相澤さんによる温泉話 〜 足湯 〜 大観荘・万葉公園周辺散策
13:30 移動(移動しながら相澤さんより湯河原のご紹介)
14:00 昼食(湯河原十二庵 新店舗にて!)
15:00【湯河原に人を呼べるお豆腐屋さん】
    [ヒアリング]湯河原十二庵 浅沼宇雄さん
16:00 移動
17:15 宿「大観荘」着(足柄下郡湯河原町宮上542)
17:30【温泉泥を活用した新しい温浴施設の未来】
    [見学・ヒアリング]株式会社アセンダント 大和田瑞乃さん
18:30 入浴
19:30 懇親会(地元の方々を交えて)
22:00 就寝


2日目:2016年1月31日(日)  ※食事:朝◯(参加費内) → 昼◯(参加費内) → 夜×

08:00 朝食
09:00 出発準備
09:30 移動
10:00【スゴ技をもつ和菓子職人から学ぶ地域企業の仕事】
    [事業体験・ヒアリング] 株式会社昇栄堂 小菅奉和さん
     〜 和菓子作り体験
11:30 移動
12:00 昼食(カフェ・エフェメラ)
13:00 振り返りワークショップ
14:30 湯河原発
16:30 渋谷着(予定)
    ※当日の交通事情等により、到着時間が変更となる場合があります。


なお、交通費を委託事業予算から負担するかわりに、この旅には”宿題”があります。
旅の後、今回の旅で”グッときたこと”について、写真1枚と400字程度の文章をお送りください。
地域の皆さんにフィードバックするとともに、
記念にご参加された皆さんにもフォトブックにしてお送りいたします。
また、いくつかはシブヤ大学Webサイト「旅する学部」特設ページに掲載させていただきます。



今回、会いに行く人々


・大和田瑞乃さん(株式会社アセンダント 代表取締役社長)
・松浦一弘さん(大観荘 支配人)
・浅沼宇雄さん(湯河原十二庵 代表)
・小菅奉和さん(株式会社昇栄堂/味楽庵 代表取締役)   ...and more!!



(授業コーディネーター:相澤 晃 [大観荘 館主] ・ 林 春野 & 川口 枝里子 [ETIC.] )



今回の教室 :
「神奈川県 湯河原市」

東京から約2時間の場所に位置する神奈川県・湯河原は、古くから温泉地として栄えました。夏目漱石などの文豪が執筆のために長期滞在したり、良質な温泉と情緒あふれる静かな町には、多数の有名人が訪れる土地でもありました。今でも、映画監督や作家が執筆のために籠る、隠れ家的宿も多数存在します。
また、湯河原を愛する湯河原人によって地元食材を使った食堂がスタートしたり、日本一効く霊泉と言われる霊泉があるなど、古くからあるものと新しいものが融合しつつあります。都会の喧騒とは無縁の静寂の中で、五感で楽しむ贅沢な時間を過ごせるのが町です。