授業詳細

[ 旅する学部 ]人に会いに行く旅をしよう。@千葉県 銚子市
〜「こんなに近くにイルカ?! 自らの感動をより多くの人に届ける仕事」「まちに足りないものを自分でつくる」「新しい観光を生み出す」ほか〜

日時 : 2016年1月23日(土)8:00〜2016年1月24日(日)20:00
教室 : 千葉県 銚子市

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参加費 : 12,800円 定員 : 30名 参加対象 : 社会人・学生の方ならどなたでも。

【申し込み方法】右(スマートフォンは下)の[申込む]ボタンをクリックすると申込ページ(外部サイト)に移動しますので、リンク先の[チケットを申し込む]ボタンよりチケットをお求めください。
※抽選後の欠員募集にてお申込みされた方は、申し訳ありませんがマイページに反映されません。

・申込は先着順で、1月19日(火)10:00までの受付となりますが、満席となり次第、締め切ります。
・満席状況は本ページではなく、申込ページ(外部サイト)よりご確認ください。

【当日の持ち物】着替え・寝間着・タオル・歯ブラシ・洗面具・お風呂セットなど旅行に各自必要なもの、防寒着、雨具、筆記用具、デジタルカメラ(スマートフォンでも構いません)。

・本授業は、2016年1月23日(土)〜1月24日(日)の1泊2日のバスツアーです。
・宿泊費、食費、体験料、印刷費、郵送費、決済手数料として、実費【¥12,800】を事前決済いただきます。
・本授業は旅行業法上、有限会社リボーン(東京都知事登録旅行業第2-4850号 / 新宿区新宿2-2-1−1203)の旅行企画・実施となります。

レポートUP



日本各地、そこの土地に暮らし働くことを選んだ”人”に会いに行く旅


自然、まちなか、歴史、文化、食べもの、お酒、暮らし、、
もちろん、そのものだけでも楽しめるけど、地元の誰かと一緒だともっと面白い。
ただの旅行じゃ見えてこない、その土地・その人ならではの、日常や仕事も見てみたい。

観光ガイドやスマホじゃなくて、その土地の人と紡ぐローカルな旅。
今回は、千葉県は銚子に会いに行きます。

渋谷からの往復交通費は委託事業の予算から負担します!
よかったら一緒にどうですか?

※本プログラムは、地域の中小企業の仕事に触れる機会づくりとして、
  中小企業庁委託事業「平成27年度UIJターン人材拠点事業」として実施しております。


こんなに近くにイルカ?! 自らの感動をより多くの人に届ける仕事:
宮内幸雄さん(有限会社銚子海洋研究所)


野生のイルカを見るには、海外や離島など、だいぶ遠くにいくしかないと思っていませんか。なんと、銚子の海でもイルカが見られます。確認されているだけでも23種類、時期にもよりますが銚子では2,000〜5,000頭ものイルカが回遊しているのだとか。銚子の海は、餌となるイワシや小サバが潤沢にいるため、高い確率でイルカやクジラと出会えるのだそう。
今回の旅ではこのありのままに生きる野生のイルカの姿に感動し、多くの人にも同じ感動を与えたいと事業に奮闘する銚子海洋研究所の宮内幸雄さんと共に、宮内さん職場である太平洋へ船出します。
宮内さんはなんと、もともとは生き物に興味なかったのだそう。ありふれた仕事ではない職に就きたいと水族館に就職したものの、最初の3年間は思い通りならずやりがいを見出せなかったとも。しかしある時、出張で訪れた大きな水族館で、とてもエキサイティングで迫力のあるイルカショーと、それに大人も子どもも関係なく虜になる姿を知りました。イルカの魅力を知ると共に顧客満足の向上に向けて努力する姿を目の当たりにし、これだ!と一念発起。時間はかかりつつも会社を説得し勤める水族館でもイルカを飼いはじめます。そしてイルカショーを導入。社内での新規事業が立ち上がった瞬間でした。
こうしてイルカに魅了されていった宮内さん。そんな中、知り合いの漁師に誘われて船に乗り、銚子の沖合に出たところ、800頭ものイルカの群れに遭遇します。「180度、人生が変わるくらいのショックだった。自由に飛び回るイルカを見て、イルカを調教している自分はなんておこがましいんだと感じた」と言います。これが大きな転機になり、イルカのありのままの姿をより多くの人に知ってほしいと独立。資金を工面しながら、クルーズ専用の船を新しく造り、イルカウォッチングの事業をスタートしました。
今回の旅ではイルカウォッチングを行いながら、水族館時代の組織内での新規事業の立ち上げの経緯や、自らの感動を仕事にしている中でのやりがいや今後の展開など宮内さんのお話を伺います。



まちに足りないものを自分でつくる:池田健一さん(株式会社パームデザイン)


どこか海風を感じる昔ながらの景観が残る銚子の街、利根川から太平洋に注ぐ河口のほど近くに「gris」という素敵なお店があります。カフェスペースでは、曜日によってお料理担当が変わり、時にはコーヒーのハンドドリップ教室などのワークショップを開催。ショップスペースには、アンティークの家具や小道具、着心地の良い洋服たちが並びます。
そんな「gris」を仕掛けるのが、池田健一さん。本業は奥さんの実家の廻船問屋を継ぎつつ、デザイン事務所を立ち上げたり、地域の魅力を活かしたフィルムコミッション、「gris」でのカフェとセレクトショップ、ハウススタジオ経営など、さまざまな仕事を担っています。
元々は都内で働いていた池田さん。学校を出てからゲーム会社にグラフィックデザイナーとして就職し、”大変な環境”で鍛えられつつも、好きだったアパレルブランドのPRの仕事に転身。その後、2足のわらじでデザイン事務所にも籍を置き、経験を重ねてきました。そして結婚を機に、銚子に移住し、いまに至ります。
そんな池田さんから、人生の節目と、自身の出来ること/やりたいことを絡めて、仕事を展開させていくさまを伺います。地域ならではの「兼業」という仕事のあり方を知ることができます。



新しい観光を生み出す:向後功作さん(株式会社観光交通プロデュース)


レトロな車両と駅舎が人気の銚子電鉄。今ではもしかすると鉄道事業よりも、副業の”ぬれ煎餅”の方が有名かもしれません。大正12年の創業から市民の足として愛されてきた銚子電鉄は、人口減少による過疎化などによって2006年、廃業の危機に。そんな時、銚子電鉄のホームページに現れた「電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってください!電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」という一文が話題に。わずか2週間足らずで1万件を超える”ぬれ煎餅”の注文が殺到し、無事、危機を乗り切ったのだそう。
これを仕掛けたのが観光交通プロデュースの向後功作さん。ことの顛末は、向後さんが銚子電鉄職員時代に書かれた『がんばれ! 銚子電鉄〜ローカル鉄道とまちづくり〜』に詳しく紹介されています(あと、こちらのWebサイトにも)。
向後さんは、「ローカル鉄道を存続させるためには、地域を元気にしなくては」と数々の地域イベントを社内で提案・実現させた後、「銚子を活性化する観光を手がけたい」と独立。今ではオーダーメイドの旅プロデュースや、ガイドブックに載っていないリアルタイムな観光情報案内、ガイドツアーに取り組んでいます。今回の旅では、向後さんから、企業や地域の抱える課題からビジネスを生み出すお話を伺います。一緒に「人に会いに行く銚子観光」に出掛けましょう。



その他のハイライト


他にも、銚子電鉄に惚れ込んだあまり、求人が出てないのに何度も直談判し同社に就職、今では企画・広報・運転士と多岐にわたって銚子電鉄の知名度アップに奮闘する鈴木一成さんや、国内で唯一の全工程”手づくり”の風船工場を営む伊藤房男さん・陽子さんご夫妻、その伊藤ゴム風船工業所の技術承継をしようと日本仕事百貨の求人を通じて銚子に移住・転職した伊藤貴明さんなど、銚子で暮らし働くさまざまな方々に会いに行きます。加えて、現在は都内に住みつつも、生まれ育った地元を盛り上げようと、旅のガイドブック『COMMUNITY TRAVEL GUIDE 銚子人』をつくった力武若葉さんからも、冊子制作の裏側を伺います(皆さんに1冊ずつプレゼントします)。
食のハイライトは、銚子と言えばやっぱり魚!1日目の夕食は温泉付きの犬吠埼ホテルにて、銚子の良いものを何でも知っている梅津支配人がセレクトする素材を使った料理で、銚子人を交えての懇親会。2日目の昼食は魚のことを知り尽くし、銚子の男たちから”兄貴”と慕われる魚問屋の5代目、宮川敏孝さんのお店「一山いけす」で、地の魚を堪能します。



旅の流れ(予定)


1日目:2016年1月23日(土)  ※食事:朝× → 昼◯(参加費内) → 夜◯(参加費内/お酒込み)

07:30 受付開始(集合場所は渋谷駅周辺、開催1週間前頃にお知らせします)
08:00 渋谷発(バス内で、自己紹介・ガイダンス・地域の紹介)
10:15 銚子着
10:30【銚子電鉄への深い愛、知名度アップに奮闘中】
    [見学・ヒアリング] 銚子電気鉄道株式会社 鈴木一成さん
12:00 移動
12:15 昼食 @ハーブガーデン
13:15 移動
13:45【まちに足りないものを自分でつくる】
    [見学・ヒアリング] 株式会社パームデザイン 池田健一さん
15:15 移動
15:45【こんなに近くにイルカ?! 自らの感動をより多くの人に届ける仕事】
    [ヒアリング] 有限会社銚子海洋研究所 宮内幸雄さん
     〜 [事業体験] 太平洋に船出してイルカウォッチング
17:15 移動
17:30 温泉 @犬吠埼ホテル
19:00 夕食 〜 懇親会(地域の方々も交えて) @犬吠埼ホテル
21:50 移動
22:00 宿「民宿 文治」着(銚子市外川町4-11156)
     〜 宿泊


2日目:2016年1月24日(日)  ※食事:朝◯(参加費内) → 昼◯(参加費内) → 夜×

07:30 朝食
08:15 出発準備
08:30 出発
09:00【国内唯一の手づくり風船工場と技術承継】
    [見学・ヒアリング] 伊藤ゴム風船工業所 伊藤貴明さん
     〜 [事業体験] 伊藤房男さんによる風船づくり見学
10:30 移動
10:45【今の生活スタイルに合わせて変化させていくことで伝統産業を守り続ける】
    [見学・ヒアリング] 青柳畳店 青柳健太郎さん
12:30 昼食 @一山いけす
13:30 移動
13:45【新しい観光を生み出す】
    [ヒアリング] 株式会社観光交通プロデュース 向後功作さん
     〜 [事業体験] 人に会いに行く銚子観光
15:00 移動
15:30【『COMMUNITY TRAVEL GUIDE 銚子人』ができるまで】
    [ヒアリング] 『銚子人』制作委員会 力武若葉さん
16:00 振り返りワークショップ
17:30 銚子発
20:00 渋谷着(予定)
    ※当日の交通事情等により、到着時間が変更となる場合があります。


なお、交通費を委託事業予算から負担するかわりに、この旅には”宿題”があります。
旅の後、今回の旅で”グッときたこと”について、写真1枚と400字程度の文章をお送りください。
地域の皆さんにフィードバックするとともに、
記念にご参加された皆さんにもフォトブックにしてお送りいたします。
また、いくつかはシブヤ大学Webサイト「旅する学部」特設ページに掲載させていただきます。



今回、会いに行く人々


・宮内幸雄さん(有限会社銚子海洋研究所 代表取締役)
・池田健一さん(株式会社パームデザイン 代表取締役)
・向後功作さん(株式会社観光交通プロデュース 代表取締役)
・鈴木一成さん(銚子電気鉄道株式会社)
・青柳健太郎さん(青柳畳店 四代目)
・伊藤房男さん・陽子さん(伊藤ゴム風船工業所 代表)
・伊藤貴明さん(株式会社マルサ斉藤ゴム)
・宮川敏孝さん(一山いけす/一山商店 専務)
・力武若葉さん(『銚子人』制作委員会 )         ...and more!!



(授業コーディネーター:小足 雄高・榎本 善晃 / 企画監修:特定非営利活動法人ETIC.)




今回の教室 :
「千葉県 銚子市」

関東最東端にある千葉県銚子市では、日本で一番早く初日の出を見ることができる。毎年、年末年始になると、犬吠埼や君ケ浜などの絶景スポットは多くの人々で賑わい、新春の初打ち「銚子はね込み太鼓」の披露など、イベントも盛りだくさん。また、日本一の魚の水揚げ量を誇り種類も多種多様、温暖な気候がらおいしい野菜や果物が豊富に穫れる恵まれた環境の土地。江戸の食文化を支えた醤油の醸造地としても知られている。祭りが盛んなのも特徴で、脈々と先人から受け継がれた伝統が残っています。