場の運営を通して、面白い人たちが集まる仕組みをつくる～まちづくり会社ドラマチックはこんなふうに～

東京オリンピック・パラリンピックが開催される5年後の2020年、この文章を読んでいる皆さんは、どのような仕事をして、どのような生活をされているでしょうか。
「こんなプロジェクトに参加できていたらいいな」、「こんなライフスタイルをつくれていればいいな」と、きっと皆さんのなかにイメージがあるはずです。

この授業では5年という時間を意識しながら、参加される一人ひとりが「5年後に向けて、今、どんな一歩を踏み出すか」を考える機会にしてみたいと思っています。

今回の先生は、東東京エリアを拠点に、まちづくり会社ドラマチックを運営する今村ひろゆきさん。
今村さんは、「建物が活用されず、その地域に元気がない」「せっかく面白い人がいるのに、その人たちのつながりを育む場がない」という町の課題に取り組んでいます。

ちょうど5年前の2010年10月、今村さんは友人、知人、総勢50人の力を借りて浅草の元サンダル問屋の小さなスペースを改装し、シェアオフィス「ループ・アサクサ」をオープンしました。
今村さんはそこから5年かけて、今の「まちづくり会社ドラマチック」をつくりあげてきました。


今村さんは、「場を運営しながら面白い人たちが集まる仕組みを作る」という方法で「まちづくり事業」を続け、今年4月には人々の協力を得て床面積110平米の大規模コミュニティスペースSOOO dramatic！をオープンするまでに至っています。

今村さんのこの5年間を一緒にふりかえりながら、授業に参加される皆さんが5年後に向けて、踏み出したい一歩を考えてみる。
特に、まちづくり、場づくり、クリエイター向けシェアオフィス、リノベーションなどについて関心のある方、ぜひご参加ください。

（授業コーディネーター：松井 健二）

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本授業は西武渋谷店とのコラボレーション講座「Think College」です。

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