シブヤ大学

「養子」という選択

17:00-19:00
  • ケアコミュニティ・美竹の丘
  • 後藤 絵里 [朝日新聞GLOBE編集部記者]
参加費
無料
定員
40名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2014年9月9日(火)に行います。(抽選予約受付は9月8日(月)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2014年9月26日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
とある三十過ぎの男性は、突然、
両親に「じつはお前は養子だった」と告げらました。

すでに立派な大人だった彼は、心に傷を受けるでもなく、
むしろ、長いあいだ抱え込んできた親は苦しかったろうと感じたそうです。

ただ、親子関係に疑問をもったことなど無かったので、
その驚きは大変なものでした。


         *
 

もしも今、あなたの両親が同じ告白をしたら……あなたは何を感じますか?

本当の親に会いたい、そう思う方もいるかもしれません。
でも少し考えてみると「本当の」とはいったい何でしょう?

私たちはふだん、深く考える機会もないまま、、
「親子」とは「血のつながりのある関係」だと受け入れています。

しかし、DNA鑑定でもしない限り、
血がつながりなんて、どこにも確証がないはず。
「本当」とは、化学処理と確率計算で決まるのでしょうか。



この授業では、「特別養子縁組」という制度で
実際に「本当の親子」となった方のお話を聞き、
親子や家族のつながりについて、ヒントをいただきます。

また、一般に婿養子の家継ぎなどに利用される「(普通)養子縁組」と
家庭を必要とする子ども達のためにつくられた「特別養子縁組」について、
なにが違い、その違いにどんな意義があるのか、
朝日新聞社の記者である後藤さんにご案内いただきます。


養子を通じて親子のあり方について考えてみたい方。
養子を迎えることについて知りたい方。
子どもたちをめぐる制度と社会の課題について知りたい方。

貴重な体験を聞くことができるこの機会に、ぜひご参加ください。


企画:一般社団法人次世代社会研究機構代表理事 西田陽光

(授業コーディネーター:遠藤 香 / 松本 浄)

先生

[ 朝日新聞GLOBE編集部記者 ]

後藤 絵里

1992年朝日新聞社入社。西部本社社会部(福岡)、東京本社経済部、AERA、土曜版「be」編集部などを経て、2010年秋から日曜版「GLOBE」編集部員。13年にソーシャルニュースサイト「ハフィントン・ポスト・ジャパン」立ち上げに関わる。養子縁組に関しては11年秋に「養子という選択」を特集して以来、取材を続けている。13年9月から半年間、日本財団の「社会的養護と特別養子縁組研究会」委員。

教室

ケアコミュニティ・美竹の丘

渋谷1丁目の旧渋谷小学校跡地に建設された。全室個室の特別養護老人ホームを中心とし、ケアコミュニティ施設、保育園、介護予防施設などからなる複合施設。渋谷区の地域住民の文化および交流活動の中核として、既存のケアコミュニティ・美竹の丘を拡充整備した施設。多目的ホール、会議室、レクリエーションホール、集会室、クラブ室、和室などがある。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置

所在地
渋谷区渋谷1-18-9
電話:03-3486-4594
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学:03-3479-4285までお尋ねください。)
最寄り駅:JR山手線・東京メトロ・東急東横線・京王線渋谷駅 下車 徒歩10分
<注意事項>
ケアコミュニティ・原宿の丘ではありません。


<当日の連絡先について>
電話:070-5563-8840
(※注)
場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。