シブヤ大学

オフィスで楽しむ現代版茶道「給湯流茶道」
~仕事についてちょっと話してみよう~

14:00-16:30
  • ケアコミュニティ・原宿の丘
  • 谷田 半休 [給湯流茶道家元(仮)]
参加費
500円
定員
15名
参加対象
働いている人

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は2014年9月9日(火)に行います。(抽選予約受付は9月8日(月)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2014年9月26日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
※3:お茶等の代金としておひとり500円いただきます。

一般的に“茶道”というと、「お茶ひとすじ何十年!」といった専門家に習うもの、という
イメージがあるかもしれません。
しかし、千利休が活躍した時代は、お茶だけで生計を立てた人はおらず、
利休は魚問屋をいとなみ、ほかの茶人は信長とか秀吉とか戦国武将だらけ。
普段は、領地の税収入や軍事予算に頭を抱え、天下取りそうな武将といかに仲良くするか悩み
日々仕事と戦っていた人たちが、茶会をしていました。
茶会中の話題も、「鉄砲をいくつ用意してほしい」とか、「信長、いつ殺す?」とか仕事の話になることもしばしばあったそうです。


だったら現代の茶道にも、私たちが日々働くなかで生まれるいろんな葛藤を話題にする茶会があっていいのでは?

今回の先生の谷田半休さんは、OLとして、日々、仕事をしながら、
職場で学んだいろんなことを話題にして給湯室で茶会を行う“給湯流茶道”という現代版茶道を色々な場所で行う活動を行っています。

今回の授業では、そのような活動実践されている谷田さんを先生に迎えて、
なぜ“給湯流茶道”を行っているのか、茶会をやるようになってからの先生の仕事観の変化など、色々とお話を伺います。
後半の授業では、初心者でも楽しめる「給湯流茶会」の体験や自身の仕事について話すグループワークも実施予定です。

「自分らしく働く」など、仕事や働き方について近年注目は集まっていますが、
どんな仕事にも、自分に合う・合わない部分はあると思います。

それでも続けていくものが“仕事”という面もあるのではないでしょうか。
この授業でお茶を楽しみつつ、そのような悲喜交々ある仕事についてちょっと周りの人と話してみませんか。

【授業の流れ】受付:2階・調理実習室
14:00 授業開始
14:05 先生の講演
14:40 各班にわかれて「給湯流茶道」茶会体験(初心者でもOK)・ご自身の仕事観ざっくばらんトーク
15:40 質疑応答/ふりかえり~記念撮影
16:30 終了
※授業後10分程度、アンケートのご記入にご協力をお願いいたします。
※スケジュールは当日変更する可能性もございますのでご了承ください。


<先生の活動「給湯流」について>
今は茶道というと女性のイメージが強いですが
利休の時代、茶会の主な参加者はサムライでした。

斬った斬られたの戦乱からしばし離れ、凛とした空間の静けさを楽しみつつお茶を飲みリフレッシュしたのです。

利休から400年。
現代のサムライといえばサラリーマンとOLです!
社会で戦う彼らこそ今、お茶会をすべきなのです!

給湯流茶道は、サラリーマンとOLへ向け「給湯室でお茶会をしよう!」という提案をする現代茶道ムーブメントとして、2010年サラリーマンとOL5名で結成。
http://www.910ryu.com/
https://www.facebook.com/910ryu.tea.ceremony

●給湯室での主な「茶会」実績:
(株)セガ、アサヒビールCSR事業「すみだ川アートプロジェクト」、多摩美術大学学園祭、増上寺、成田山書道美術館、新潟市イベント「がたふぇす」、山口市立山口情報芸術センターYCAMDOMMUNEビル、UPLINK、ロンドン弁護士事務所、経済産業省採択事業「世界茶産地フェスティバル」、秋田県能代市畠町市中心市街地活性化室


(授業コーディネーター 山口由季子 )

先生

[ 給湯流茶道家元(仮) ]

谷田 半休

東京生まれ。諸行無常な窓際OL業務をこなす中で、DJやラッパーをめざすも挫折・・・そんなときにモーニング連載中の戦国武将&利休がでてくる茶の湯マンガ「へうげもの」に出会う。「へうげもの」から、戦国武将が戦争の合間に、死と隣り合わせで茶の湯を楽しんでいたことを知り感動。さらに利休がつくった国宝ミニマル茶室「待庵」が職場の給湯室と同じくらい狭いことに驚愕。さっそく昼休みに給湯室で同僚と正座で茶会をしたところ異常にもりあがり、茶道は、リストラという「死」と隣り合わせであるOLとサラリーマンこそがやるべきだ!とシュプレヒコールをあげ、2009年「給湯流茶道」を発足。発足以来、成田山書道美術館、(株)セガ、UPLINK、(株)アサヒビール「すみだ川アートプロジェクト」ロンドンの弁護士事務所など様々な給湯室で茶会を決行中!MEGUMI(ドラゴンアッシュの奥さんのほう)に電話インタビューを受けるなどメディア露出も。夢は、日本中のイケメンサラリーマンが給湯室で抹茶をたててくれること、オフィスビルでの風邪☆撲滅(抹茶のむと風邪ひかなくなります!)と「タモリ倶楽部」に出ること。


給湯流茶道サイト http://www.910ryu.com/


 

教室

ケアコミュニティ・原宿の丘

渋谷区が旧原宿中学校の校舎を改修し、幼児から高齢者、障がい者まで、地域で生活するすべての人々が集い、支え合える地域コミュニティの拠点施設として設立。グラウンド・体育館や音楽室などは当時の雰囲気を極力残し、屋上にあったプールはビオトープとして活用するなど、旧中学校校舎という建物の独自性を残している。1・2階はケアコミュニティ施設、3階は教室をリフォームし、会議室などで地域の人々が利用している。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。
*スロープ、エレベーター、点字タイル設置

所在地
渋谷区神宮前3-12-8
電話:03-3423-8815
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学:080-7507-7332(代表)までお尋ねください。)

最寄り駅:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 下車 徒歩7分
<注意事項>
ケアコミュニティ・美竹の丘ではありません。