シブヤ大学

一緒に生きる。
~小さな希望を見つけるためのワークショップ~

11:00-13:00
  • 日本アムウェイ本社ビル内オーディトリアム
  • 渡井 さゆり [NPO法人社会的養護の当事者参加推進団体日向ぼっこ 理事長]
参加費
無料
定員
100名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:筆記用具を持参してください。
※2:授業の内容や進行は、当日の状況によって変更する場合があります。
※3:本授業の抽選は2011年5月21日(土)に行います。(抽選予約受付は5月20日(金)24時までとなります。)
※4:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、
  2011年5月25日(水)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
「私たちは、親や恋人になれる訳ではありません。
ただ、一緒に生きる。それしかないと思っています。」

「生きるって、わるくないよね。そんなふうに
声をかけあえる人がいることが、どんなに大事か。」


自らも※社会的養護の環境で育ち、
現在はNPO法人日向ぼっこの代表として
社会的養護にかかわる様々なサポートをされている
渡井さゆりさんを先生にお迎えします。

冒頭は、渡井さんが現在の活動をお話して下さったときの言葉。
そのお話を伺っていると、
彼女のこれまでの経験や現在の活動には、
社会的養護というテーマが、
必ずしも身近ではない僕たちにとっても
たくさんの大事なヒントが含まれていると感じます。

そこで、今回の授業では、渡井さんのこれまでの経験を共有(シェア)し、
それをもとに、それぞれの大事なことを見つめ直してみたいと思います。

「夢よりも、希望という言葉の方が好きなんです。
夢はどこか遠い感じだけど、希望は自分でなんとかできる気がするから。」


虐待、いじめ、自殺・・・、彼女の言葉をかりれば
“先の見えない絶望の淵”で、“今日生きることすら迷いながら”、
なにを思い、なにを手がかりに、明日へ踏み出すことができたのか。

日向ぼっこの活動を通じ、様々な人々との関わりのなかで気づいた
人が生きるために欠かせないものとは?

それはきっと自分のそばにある、小さな希望について、一緒に考えてみませんか?

追伸:
渡井さんは、日ごろ、同じ分野で活動する方以外にお話しされる機会はあまりなく、
今回の様なワークショップ形式も初めての試みだそうです。
そういう意味では、先生にとってもチャレンジの授業。ぜひみんなでいい授業をつくりましょう!


  渡井さんからのメッセージ
「 社会的養護や子育てなどに関心がある方もない方も、お気軽にご参加ください。
 僭越ながら私のこれまでの話しを通じ、参加者の皆さんにそれぞれの、
 これまでやこれからの「いやだな」「苦しいな」「楽しいな」「幸せだな」という気持ちを、
 より深く大切にしていただけると幸いです。 」


【授業の流れ】
10:30 受付
11:00 自己紹介
11:10 渡井さんからのお話し①
11:45 ワークショップ①
12:00 休憩
12:05 渡井さんからのお話し②
12:35 ワークショップ②
12:50 質問
13:00 終了

社会的養護:
  親の病気や虐待など、なんらかの事情で親が養育することのできない子どもを養育保護する公的な仕組み。
  対象児童は約4万7千人。家庭的養護と施設養護に大別され、9割は施設養護の下で生活している。
  参考資料:厚生労働省「社会的養護の現状について」(PDF)

(授業コーディネーター:左京泰明)

先生

[ NPO法人社会的養護の当事者参加推進団体日向ぼっこ 理事長 ]

渡井 さゆり

1983年大阪府生まれ。小学校2年生から高校卒業までを母子生活支援施設や児童養護施設で過ごす。その後、フリーターを経て東洋大学社会学部福祉学科に入学。在学中の2006年3月、社会的養護の当事者を中心とした自主勉強会「日向ぼっこ」を設立。2007年4月、大学卒業と同時に社会的養護のもとで生活した人たちが気楽に集える「日向ぼっこサロン」を東京都新宿区に開設(現在は東京都文京区湯島に移転)。2008年、NPO法人社会的養護の当事者参加推進団体日向ぼっこ設立。日向ぼっこの活動を通じて出会った男性と結婚し、2010年に男児を出産。現在は子育てと日向ぼっこの活動に奮闘中。編著に「『日向ぼっこ』と社会的養護施設で育った子どもたちの居場所」(明石書店)、著書に「大丈夫。がんばっているんだから」(徳間書店)がある。

教室

日本アムウェイ本社ビル内オーディトリアム

日本アムウェイ本社ビル内の会議室やオーディトリアム(講堂)は、地域貢献の一環として、地域の方々に幅広く活用の機会を提供しています。毎年夏の原宿表参道元氣祭スーパーよさこいでは、全国から集まる踊り手さん達の控え室としても提供しています。

健常者の方や障害者、高齢者にかかわりなく、安全性と使いやすさを追求した ユニバーサルデザインを採用し、車イスの方でも無理なく使えるエレベーターや化粧室など、随所に人間性を尊重した考えを取り入れています。(エレベーター、点字タイル設置)

所在地
東京都渋谷区宇田川町7-1
電話:03-5428-7000
(お問い合わせは所在場所についてのみ、お願い致します。授業内容につきましては、シブヤ大学までお尋ねください。)
最寄り駅:JR渋谷駅より徒歩10分(CCレモンホール裏)