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各授業詳細

【社会】

雑談からはじまる“場”づくり

 


2008年11月15日(土)15:00~17:00 教室:長谷戸社会教育館

レポートタイトル:場づくりは、自分づくり。

これまで、「きまずい」雰囲気をあなたはどれだけ体験してきましたか?
この授業は、そんな気まずさを回避するだけでなく、自分が集まった会をさらによりよいものにするためのもの。

さっそく、はじめましての方同士でのグループトーク。しかもお題は「8分間、雑談してください」というもの。自己紹介ではなく「雑談」というのがおもしろいところ。初対面の大人が5名1組になって雑談をする。天気の話、仕事の話、自己紹介の話…、切り口がかわれば話す内容も各グループで当然異なっていきます。

雑談が終わると、その内容について満足度評価を個々で行い、良かった点・悪かった点を話し合って検証していき、会を盛り上げるためにはどんな行動や姿勢が大事かを分析していきます。まさにトークの因数分解です。

そこでどのグループも共通ワードで出てきたのは、「時間配分に気をつける」「役割があるといい」「頷きや聞く姿勢が大事」「自分の話より相手の話」などなど。みなさん初対面の割にはガンガン意見を交わしあい笑い声がどのグループからも聞こえてきたのは印象的でした。そしてなにより、みなさん発表がうまい!すでに場づくりできてるじゃん!と言いたいぐらいのスキルの持ち主ばかりでびっくりしました。

しかしながら、参加した生徒さんの意識にファシリテーターという意識はありません。ファシリテーターとは、要は場の守り上げ(もりあげ)役。盛り上げるではなく、会自体を冷静に見て参加者が話しやすい演出をする役割の人です。むやみに一方的に楽しくさせるのではなく、参加者自身からの意欲をかきたてるのが目的です。いいことばかりではなく、悪い意見やあまり言いずらいことも会話の流れに出させるようにするのも努めなのです。

個人的な「私」の部分を「公」に出し合っていき、有意義な時間を生み出していきます。
そんなファシリテーターになるための技術は以下7つ。
■ アクティブに聞く
■ 小さい意見にポジティナ可能性を拾う
■ 目線を使う
■ 質問で場を進める
■ 質問を使い分ける
■ 対立点を明確にする
■ 頭の中で、今の話、構成、時間の3ラインを働かせる

なんだか難しい要に聞こえますが、僕なりに簡単に訳すと
「自分も楽しんで、相手に興味を持つ」
これでファシリテーターの存在に近づける気がします。

そんなことを気づかせてくれた授業でした。

(ボランティアスタッフ 鈴木高祥)

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※1:本授業の抽選は11月4日(火)に行います。(抽選予約受付は11月3日(月)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、11月13(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
<以下は、先生からのメッセージです。>

先日、「もしもハリウッド監督が会議を仕切ったら?」という本を読んでいたら、「2時間の会議は、なぜ同じ2時間の映画のように楽しみなものにならないのか?」という内容の言葉が出ていました。
確かに、映画では2時間あれば、地球が危機に陥り、その背景が説明され、色々な思惑が絡み合い、挫折や危機にどきどきしながら、解決まで持っていく体験ができます。
なのに、多くの会議って、2時間出ても、あんまり「何かを体験した」「深い理解が進んだ」という感じはなかなかしない。出席前と後で、何も違わないようなことも多いですよね。
会議だけでなく、サークル、地域活動、交流会など、人が集まり、話をする場面は、毎日の生活の中で、たくさんあります。しかし、参加者が言いたいことや聞きたいことを言い出せないまま終わってしまうことも多いのではないでしょうか。
せっかく、それぞれが、日程を合わせ時間を割くのですから、人の集う場が少しでも充実した時間になっていって欲しい!

そこで今回の授業は、人が集い、知恵や意見を引き出しあって、場を盛りあげる「ファシリテーション」いう行為について考えたいと思います。
「ファシリテーション」というと、なんだか難しく、特別なスキルのように感じるかもしれませんが、毎日何気なくかわしている“雑談”の中で、誰もが気づかないうちに実践していることでもあります。

授業では、「ファシリテーションって何?」「なぜ必要?」をワークショップを交えながら考え、一人ひとりに合った場づくりの方法を見つけ出す機会にしたいと思っています。

【授業の流れ】
15:00 はじめに
15:10 ワークショップ「“雑談”からファシリテーションを考える」
15:40 講義「ファシリテーションってなんだろう?」
16:10 ワークショップ「参加して楽しい“場”を考える」
16:40 質疑応答
17:00 授業終了

(授業コーディネーター:広石拓司)



『雑談からはじまる“場”づくり』は、株式会社シンクネットプロによる協賛授業です。シンクネットプロは、ビジネスプロデュースカンパニーとして信頼されるパートナーであり続けるため、ICTプロデュースをキーワードによりよい情報・文化の発信と新しいコミュニケーションのあり方を創造していくこと、そしてそれらを支える情報基盤技術の提案・提供をすることで真のインタラクティブコミュニケーションを実現し潤いある社会の創造に貢献していくことを目指します。

■シンクネットプロオフィシャルサイトへ
http://www.thinknet-pro.co.jp/
広石 拓司  株式会社エンパブリック 代表 
1968年大阪市生まれ。東京大学薬学系修士課程終了後、三和総合研究所(現 三菱UFJリサーチ&コンサルティング)入社。97年、ED ! SON(市民生活室)を立ち上げ、市民参加の社会デザイン、企業と顧客のコミュニケーション事業の開発に取り組む。01年よりNPO法人ETICに参画し、社会起業家の育成に取り組む。主宰する「社会起業家事業開発ワークショップ」の受講生は全国15地域、1,000名を超える。書籍「好きなまちで仕事を創る」(TOブックス)編集長、NIKKEI NET連載コラム「20代から始まる地域イノベーション」など、次世代地域づくりに関する執筆も多数。08年5月、株式会社エンパブリックを設立。一人ひとりの経験や知恵、アイデア、思いという資源を発掘し、それをワークショップやサークル活動として形になり、社会に流通していく「市民社会のバリュー・チェーン」のための技術と仕組みの研究開発、普及に取り組む。同時に、empublic根津スタジオにおいて、コミュニティ活動のスキルのためのワークショップ、学びサークルの立ち上げ支援を実践している。NPO法人ETIC.シニア・フェロー、NPO法人えがおつなげて理事、慶応大学SFC研究所上席所員(訪問)。


今回の教室:「長谷戸社会教育館 」

住所:渋谷区恵比寿西1-23-4
電話:03-3463-8061

【最寄り駅】
JR恵比寿駅下車 徒歩5分
地下鉄日比谷線恵比寿駅下車 徒歩5分

<当日の連絡先について>
電話: 080-5542-2820 (※注)

(※注)
①授業当日午前8時以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。  
地図を見る

JR恵比寿駅よりほど近く、渋谷区民のための学習や情報交換の場として活用されている教育会館。
社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された施設。昭和55年に建設された長谷戸分館は、音楽室(大・小)、学習室がある。


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レポートUP
参加対象:“場”作りに興味がある方、会議の空気が苦手な方、ファシリテーションに興味がある方。
ID:8111502
カテゴリ:【社会】

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