シブヤ大学

華麗なるアタッシェ・ドゥ・プレス ~ファッション業界のPR戦略~  

13:00-14:30
  • エファップ・ジャポン
  • 伊藤 美恵 [エファップ・ジャポン 学長、株式会社ワグ 代表取締役社長]、山室 一幸 [ファッション・ジャーナリスト]
参加費
無料
定員
70名
参加対象
どなたでも。          

当日の持ち物
筆記用具をご持参下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。         
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は12月3日(月)に行います。(抽選予約受付は12月2日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、12月13(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
今、宣伝広告の時代からPR(パブリック・リレーションズ)へ。
時代のニーズは変化しつつあります。なぜなら、賢くなった私たち消費者は、CMや広告だけのイメージだけで商品を購入しようと思わなくなり、新聞の記者や雑誌の編集者、ライターなどが本当に良いと紹介するものを信じるようになったからです。
だからこそ、彼らに本当に良いものを本当に良いときちんと伝えられる「コミュニケーション力」を身につけた仕事が、今とても
重要視されています。イメージ専攻のファッション業界もしかり。

ファッション誌を開くと、アパレルブランドの「プレス」という肩書きを持つ人が、商品を紹介したり、今シーズンの流行について語っている記事を見かけたことがあるかもしれません。
この「プレス」という仕事は、まさにPRの仕事のひとつで特に人気の高い職種ですが、日本ではスタイリストさんに商品を貸す、ただの「貸し出しのお姉さん」と化しているケースが少なくありません。

本来は、メディアやジャーナリストと接しながら、企業やブランド、サービスなどの情報を消費者に伝え、販売促進やブランドイメージの向上に結びつけていく仕事です。
正しい呼び名は『アタッシェ・ドゥ・プレス(Attachés de presse)』。
直訳すると「報道担当官」。

この授業では、欧米では当たり前のこの職種『アタッシェ・ドゥ・プレス』の言葉と概念を持ち込んで実践し続けてきた
第一人者、伊藤美恵先生を招いて、ファッションを切り口としながらコミュニケーションの仕事について学んでいきたいと思います。

「PRの仕事とは?」「ファッション業界の未来とは?」。
単なるメディア対応を超えた、次世代のアタッシェ・ドゥ・プレス戦略を視野にいれた「コミュニケーションのプロ」の仕事の面白さを、ぜひ聞きにきてみてください。それは、企業の経営者やデザイナーの「代弁者」であることはもちろんですが、ひいては、私たち消費者にとっての「目利き」なのですから。

【12月のスペシャル企画!!】

さらに、12月のスペシャル企画として、ご希望の方には伊藤美恵先生が創設されたアタッシェ・ドゥ・プレス会社である「WAG(ワグ)」のショールーム見学へご招待したいと思います。

マーク・ジェイコブスやヴィヴィアン・ウエストウッドなど、ファッション界で注目されるブランドの2008年spring&summer
コレクションを、店頭よりも早くチェックできるチャンスです!!
お見逃しなく!!

【ショールーム見学についての注意事項】

ショールームスペースの関係上、1回につき20名前後のご案内となります。見学は授業の受付時に番号を書いた整理券をお渡しいたしますので、お持ちの整理券番号が若い方順から、20名前後のグループ見学とさせていただきます。

見学時間は約15分です。授業の最後の方にお越しいただいた方は、1時間ほどお待ちいただく可能性もありますので、
予めご了承ください。

先生

[ エファップ・ジャポン 学長、株式会社ワグ 代表取締役社長 ]

伊藤 美恵

1944年東京生まれ。山脇服飾美術学院(現・山脇美術専門学院)卒業後、デザイナー花井幸子氏のブティックにてアシスタント、デザイン、販売、経営を学ぶ。1970年、独立して、弟でミュージシャンの高橋幸宏らと、青山にブランド&ブティック「バズショップ」を設立、自らデザイナー兼経営者として直営・フランチャイズ19店舗を運営し、卸売業も行う。芸能界やファッション業界を中心に熱狂的ファンがつくが、取引先の倒産に巻き込まれ、81年解散。デザイナーとして独立し、同年(有)デザイン・オフィス・ミエを設立。三陽商会をはじめ数多くのアパレル企業と契約し、デザイン&プロデュース活動を行う。85年には、㈱ワグを設立。Vivienne WestwoodやMARC JACOBS、MARNI, Stephane Kélian, BALLY, mimi so NY(RICHEMONT GROUP)など、国内外ブランドのアタッシェ・ドゥ・プレス業務を現在まで手がける。その他、様々な業界のクライアントと、PR、ブランディング、広告及び宣伝などのコンサルタント業務も契約。その後、日本におけるアタッシェ・ドゥ・プレスの人材育成を痛感し、2000年12月、フランス・パリで45年の歴史と実績を誇るアタッシェ・ドゥ・プレス養成の名門校、「EFAP(École Française des Attachés de presse)」と提携。アジア圏初の姉妹校として03年4月「ミエ・エファップ・ジャポン」(現・エファップ・ジャポン)を開校し、現役のアタッシェ・ドゥ・プレスと共に、学長を務める。04年9月、長きにわたるファッションの文化の向上と後進の育成への貢献に対し、毎日新聞社主催第22回毎日ファッション大賞・鯨岡阿美子賞受賞。2007年2月、日経BP社より著書「情熱がなければ伝わらない!アタッシェ・ドゥ・プレスという仕事」を刊行。

[ ファッション・ジャーナリスト ]

山室 一幸

ファッション週刊紙 「WWDジャパン」編集長
ビューティ週刊紙 「WWDビューティ」編集長
ファッションTV番組 「ファッション通信」エグゼクティヴプロデューサー

1959年10月18日東京生まれ。上智大学理工学部機械工学科卒業。
1985年より「ファッション通信」(BSジャパン)の番組プロデューサーとして、20年以上にわたってパリ、ミラノ、ニューヨークを中心に世界各国のファッションシーン最前線を取材。
2006年5月よりファッション週刊紙「WWDジャパン」編集長に就任。最新トレンドから社会事象まで独自の視点で斬りまくる辛口編集長コラム「多事装論」が業界関係者から好評を得ている。
また2007年9月7日に創刊された日本初のビューティ週刊紙「WWDビューティ」の編集長も兼任。ファッションとビューティの両面から時代を分析する。
ファッション・ジャーナリストとしても、テレビ、ラジオ番組への出演、雑誌コラムやエッセイの執筆、各種セミナーやトークショー、イベント司会等、メディアの枠を超えた様々なジャンルでファッション評論を展開している。

<主な著書>
カルチャー・スタディー・シリーズ
「ファッション ブランドビジネス」(朝日出版社)

<雑誌連載(連載中)>
GRACE(世界文化社)連載 「グレイス・オブリージュ」
華報 (高島屋ハイエンド顧客向け情報誌)

<出演・連載暦>
テレビ朝日「トゥナイト」「トゥナイト2」「うるおい宣言!」他
日本テレビ「11PM」「ファッション世界一周」他
TBS 「ファッション@」
NHK 「ウィークエンド・ジャパノロジー」
J-WAVE 「Good Morning Tokyo」「ANA world air current」他
FM TOKYO 「Daily Planet」他
【雑誌関連】
25ans Hi Fashion Voce Vivi Vogue Nippon
Mr. Hi Fashion Mens Club Story Brio Marie Claire
ミセス 美的 流行通信 Elle Japon JJ Oggi 他多数

教室

エファップ・ジャポン

エファップ・ジャポンは、アタッシェ・ドゥ・プレスの養成校として欧米において高い認知と評価を集めるフランスのEFAP(École Française des Attachés de presse)の日本校です。フランス=パリを起点として世界に広がるネットワークの9番目の学校として、2003年4月、開校致しました。PR・広報=アタッシェ・ドゥ・プレスという仕事を総合的・体系的そして実践的に学ぶことのできる日本では初めての学校です。

所在地
渋谷区恵比寿2-36-13 広尾SKビル5F

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net