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そのひらき方は、コミュニティ維持の観点、空き家活用の観点、コミュニティの再構築の観点など多様です。行政がサポートしてくれるケースも行政が主体となるケースもあり、この傾向は、現代社会に欠落しがちな何かを埋めるような行為かもしれません。坂倉さんはそれを、「人と人がちゃんと尊重しあって一緒に居られる空間が増えていかなければならない」のだと指摘しています。  また、自分でもやってみたいがセキュリティや運営に不安を抱えてなかなか踏み出せない人もいるという質問に、坂倉さんは「ひらいてみれば元気になる」のだと答えていました。「元気になるのはオープンになるからだと思うんですね。いろいろな人と一緒にいる場では、出会う人も変わるし、価値観も変わる。人生も変わります」と坂倉さん。「商業の場所、仕事の場所ではない場所であり、いろんな人が居られる場所で、こういう場所をつくろうという意思は、私たちの生存本能じゃないかと感じています」という坂倉さんの言葉がとても印象的でした。

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都市想像会議第十回「家をひらく×都市」記念撮影

最後にみんなで記念撮影