キャンパスライフ

堀部奈々さん&榊原万莉子さん&鴨志田和香奈さん

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堀部奈々さん&榊原万莉子さん&鴨志田和香奈さん

(シブヤ大学インターン生)

“インターンの仕事をしていく中でも、自由っていうか、こうしなきゃいけないっていうのがないよね。興味関心を広げたい人はもちろん、興味関心がわからない!みたいな人にも来てほしい。”

シブヤ大学事務局では2010年春より、毎年学生インターンを採用しています。今年度の11期インターンへの応募をお考えの皆さんが、少しでもインターンの日常を理解頂けるように、10期インターンでシブヤ大学・インターンシップの1年間の活動を振り返りました。応募する際の参考にしていただけたらと思います。

シブヤ大学のインターンに応募したきっかけは??
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                        (写真左から、堀部、榊原、鴨志田)


--------インターンに応募したきっかけは?

堀部:私は1年生の時に何もサークルとか入ってなくて、割と学校生活に慣れてきた秋ごろに何か外部でやりたいと思ったの。人が集まるとかのソフトな面でのまちづくりにもともと興味があって。それでいろいろ検索してたら「シブ大」っていうのがヒットして、「あれインターン募集してんじゃん!」っていう感じかなあ。あとは大学以外の人と話してみたくて、割とパッと応募したかな。実際にはインターンになるまで本当にシブ大のこと何もわからなかった。そんな感じだよ()

鴨志田:私はヒューマンライブラリーを運営しているゼミに所属していて、先生にシブヤ大学を紹介してもらったんだけど、授業には行ったことなかったんだ。ボランティアスタッフやるつもりで授業日にきて、そこで説明も受けて、その時ちょうど青木さんに「インターンも募集しているんだよ」ってズイズイ言われて、「じゃあやろうかなって」()その日の忘年会でもインターンに誘われて「やるっ!」ってなった。そこにまりまり(榊原)もいてね。

榊原:わたしはべーちゃん(堀部)と似ていて、留学から帰ってきてからなにもやってなくて...新しいことを始めたくて、まちづくりとか都市計画に興味があったから...ネットで検索かけたらホームページにヒットしたの。あと説明会にも行ったかな。たまたま忘年会にかもしー(鴨志田)がいて心強いなって思ってインターンをすることに決めたんだ。

 

 

--------1年間インターンとして活動して印象に残っている授業とかイベントってある?

 

鴨志田:"「ちがい」を楽しみ、新しい景色をつくるには?"の授業が印象的。小杉湯という銭湯を経営する先生と「注文をまちがえる料理店」というイベントを運営した先生がいたよ。ノートをとる手が止まらなかった。2人とも仕事も価値観も違うタイプの先生で、先生自身の経験をもとに話していて、納得できることが多くて、面白かった。

堀部:私はおとなりサンデーの「地域コミュニティ×公共空間」の授業かな。告知の時点で面白いと思っていて、どうして今公共空間が求められているのかについてや、取り組みの事例などが紹介されていた。もともとこういうテーマに興味があってついに来たか!という感じだったんだけど、授業の後、レポートを書く段階でまた学びが深まったな。あとは、「デス・カフェ」の授業も面白かった。死について語り合う授業なんだけど、こんなにもオープンに語り合える場所もあるんだと思った。

鴨志田:普段友達と話さないような話をできるからいいよね。

鴨志田&榊原:うんうん。

堀部:カフェにいるような雰囲気で気軽に話そうといった感覚で、世間話のノリだった。

榊原:私は渋南わたしのキャリアデザイン部の授業。コミュニティマネージャーが先生だった。先生がいろんな人と会っていって自分に大切なことなどを見つけていった話や、現在のコミュニティマネージャーという仕事の話が印象的だったな。授業でも参加者の皆さんが真剣にお話している様子、今でも覚えている。授業会場も先生が普段働かれているところなのがよかったな。

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堀部:そういえば、この間の恵比寿文化祭も面白かったね。

榊原:みんなで作っているお祭りっていう感じがした。

鴨志田:シブ大ってこういう街のイベントにも参加できるからいいよね。

榊原:そういうイベント行くとまちづくりの要素を強く感じるなあ。

 

--------普段インターンの仕事をしている時に気が付くことある?

 

堀部:普段話している大学の人たちとは違う、本当にいろいろな人がいる。そんな人と出会って、自分の最近思っていることを話すとまた多様な答えが返ってくるのが新鮮で面白い。

榊原:スタッフ交流会*とかの授業以外の場所でもみんなの興味関心が実現しているのも面白いよね。

 

*スタッフ交流会...シブヤ大学ボランティアスタッフの間で開催されるスタッフ同士の交流の場。寄席を見に行ったり、競馬場に行ったり、バーに行ったり。


堀部:前に誰かがシブ大は敷居が低いって言っていたな。勉強会、セミナーとも違って専門知識がぶっこまれるわけじゃないから、気軽さがある。

鴨志田:一方的に教えようというよりは、一緒に考えようみたいなところがある。

堀部:そうそう、一方的な感じがない。コーディネーターが1人目の生徒だからかなぁ。先生になった人も学ぶことがあるんじゃないかな。

鴨志田:参加者の意見とかをグループディスカッションとかで聞いていても、発見があると思う。


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鴨志田:前左京さんが言っていたことで印象的なことがある。他では講義形式で授業をやっているところがあるんだけど、シブ大の授業の特徴は講義形式じゃないところにある。参加者同士で話し合えたり、先生との距離が近かったり。そういうところがシブ大の良さだと言っていた。浴衣を作る授業をとっても、少人数制だったり、先生との距離が本当に近いよね。

榊原:シブ大にはいろいろな関わり方ができるけど、その中でインターンとして関わると、今の左京さんの話や事務局の皆さんの普段の活動を、より近いところで学べる。

鴨志田:自分が行ってない授業の話もけっこう聞けるしね。

堀部:インターンはいい位置にいると思うんだ。行きたい授業に行けるし、裏側を知れる。事務局とボラスタのどちらも知れる。資料も見られる。いいポジションだよね。()

鴨志田:事務作業ではアンケートの内容見れるしね。

堀部:初めて事務局の青木さんに会った日、自分の興味あることに対して「いいじゃん~!」って言ってくださったのが嬉しかった。ここなら自分が知ってみたいこと、表現してみたいことができると思ったんだ。興味あることを言ったらそれが形になる仕組みがあるから。興味関心を広げたい人はもちろん、興味関心がわからない!みたいな人にも来てほしい。

榊原:授業を実際に作ってみて、新しく自分のことについて発見したこともあった。シブ大では能動的に動くことが多いから、それを通して見えてきたこともあったな。

堀部:私は物事を進めるときの考え方について学んだことがあるよ。今までは、この目標に対するアプローチはこういうやり方じゃなきゃダメだと思い込むことが多かったけど、別の考え方もあるなって思えるようになった。こういう風に考えていけばスムーズにいくっていう考え方も分かった。

3人:話は尽きないね~。


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------じゃあ、みんなにとってのシブヤ大学ってどんなところ?

私にとっては"言葉にできないおもしろさ"って感じ。本当に多様な場。(堀部)

 

鴨志田&榊原:たしかに!

堀部:だから可視化プロジェクトっていうのが生まれるのかもだけど。普段、シブヤ大学でインターンやっていることを友達に伝えるときって、シブヤ大学のことなんていう風に伝えている?

可視化プロジェクト...シブヤ大学のわかりづらさや言葉にしづらい部分を構造やデータをもとに可視化していくというプロジェクト。13周年では実際に授業も作り上げた。

 

榊原:んー、教室はいろいろで。授業もこういうふうに作っているんだよっていうかな。

鴨志田:生涯学習をテーマにしたNPO法人だよっていうことは言っているけど、相手の反応は「ふーん」みたいな感じ(笑)。

堀部:わたしもそれ!反応が薄いよね。

鴨志田:そうそう、薄い。だから伝わっているのかわからない。

堀部:わたし割といろんな面で包括して「まちづくり」って言っちゃっているかな。

榊原:授業の具体例を見せるときもある。

堀部:見せた方が伝わるよね。

鴨志田:たしかに、具体例言わないとわからないよね。

堀部:ホームページとか見てもわかるけど、授業の幅やコンテンツの内容に縛りがないじゃん。これってすごいことだと思ってて。だからほんと、興味関心をのばそう、表現しよう、形にしようと思えばいくらでもできるよね。

榊原:ここって生徒として参加するのもありだし、作る側として参加するのもありだよね。一人目の生徒っていうのが素敵なコンセプトだなって思った。

鴨志田:みんなの需要のために授業を作るってよりは、自分の興味関心のために授業を作るって感じじゃん。それがシブヤ大学の最大の特徴だって私は思っているよ。

堀部:利益ってよりか、まず自分が知りたいから。どの授業でもそうじゃないかな。

鴨志田:好きでシブヤ大学に来ている人しかいないんだろうなって思う。いい集まりだよね。

堀部:普段、打ち上げの時とかに来ている人と話したりするけど、「あー、いろいろな人がいるなあ。」って思う(笑)。まさに、十人十色。だから表せない。

榊原:シブヤ大学に来ている人も、作っている授業も、いろいろだよね。

3人:まとまらないね。(笑)

 

榊原:インターンの仕事をしていく中でも、自由っていうか、こうしなきゃいけないっていうのがないよね。お手本みたいなのはあるけど、それは変えてOKみたいな雰囲気がある。

鴨志田:むしろ変えてほしいって感じだよね。ずっとこのやり方でやっているから、もっといいやり方あったらどんどん変えてねって感じ。すごい自由度も高いし、その分、自主性も必要だなって思う。

堀部:最近それすごく思う。夏明けてからがもう...!(笑)そういうとこの難しさはあるかもね。

 

--------社会人の皆さんが会社終わった後とかにふらっとシブ大の活動に参加している光景

とかには驚いたな。

 

堀部:そう!あれは驚きだよ。

榊原:一仕事終えた後に集まりに来るってやっぱりすごいよね。

堀部:でも意外と世の中の人ってそういうことをやりたい、みんなと話したいと思っている人がたくさんいるんだなって感じるんだ。そういう場をちょっとでも提供できているのかなって思うとなんだか嬉しくなる。

鴨志田:シブヤ大学って、職場や学校、それと家との往復、だけじゃない場所じゃん。第三のコミュニティーだと思うんだ。

堀部:そういう場が増えてくといいよね。それも強制感はないし、好きな時に来て話したりできるし、自分のペースでいられる。それが適度な距離感にもなるし。


榊原:わたし最近思っているんだけど、そういうのって自然発生的に見えて、実は編集会議とかで議論されていることで。

編集会議...毎月第一水曜日に開催されている会議。シブヤ大学の今後の方向性や授業づくりについて、また、周年イベントなどの大きなシブヤ大学主催の催し物などについて話し合う。

 

堀部:そう!実はデザインされているよね。

榊原:そうそう。そのことに、わたしはいつも月の初めに驚いてる!

堀部:文化じゃないけど、そういったものがシブヤ大学にはある、みたいな話が編集会議であったじゃん。文化っていうか、精神っていうか...。シブヤ大学のコアな部分にそういうのがあるって。

鴨志田:そういうのってのは、編集会議での話し合いがあるからってこと?

堀部:それもそうだし...

榊原:シブ大スピリット的な?

堀部:明文化されていたり、校則化されているものじゃないんだよね。こうすれば物事うまく進むっていうのもそうだし、お互いが気持ちよくいられるってのもそうだし。とりあえずいい方向に向かっていけるっていう、なにかの指標みたいなものがシブヤ大学にはある気がするんだよね。

鴨志田&榊原:なるほど~

堀部:それを文化って言っているのかもしれないし、精神って言っているのかもしれないけどね。

鴨志田:ボランティアスタッフとして来てくれる人も、授業の参加者も、十人十色だけど、みんなそういうシブ大スピリットみたいなのを持っているような気が私はしているんだ。例えば、「いろいろことを学びたい」だとか、「自分の知らないことを知りたい」だとか、そういう強い気持ちを持っているから来るんだろうな、とか。だからバックグラウンドは人によって違うんだろうけど、そういう気持ちが強いっていう共通点はあると思う。

榊原:なにかみんなが持っている通ずるものっていうのはありそうだよね。

堀部:それを言葉にはできないけど、普段の授業日とかでボラスタとして動いてる中で、何か知らず知らず意識していることがあるのかもしれない。知らず知らずのうちにやっている立ち振る舞いや立ち姿があるのかもしれない。それもシブヤ大学を作っているなにかなのかなって思うんだ。

榊原:難しい...。説明が難しいからこそ、是非一度、参加してほしいよね。参加したい授業でもいいし、ボランティアスタッフとしてでも。

堀部:間違いない!

鴨志田:肌で感じないとシブ大はわからないかもね。

堀部&榊原:たしかに...


▶︎ 11期インターンの応募はこちらから

2019/11/13 掲載

PROFILE:シブヤ大学インターン生

堀部奈々


上智大学社会学科在学中2年生。「場づくり」、「公共空間」といった言葉にピンとくる。都市社会学に興味があって人が集まる空間とか場に惹かれる。大学生活にも慣れて退屈に感じてきていた頃、いろいろな人と話せる場を求めてシブ大へ。人と旅とコーヒーとビールと歩くことが好き。行きたい・見たい・知りたいと思ったら割とすぐ行動。フットワークは軽く生きたい。休みの日は散歩するかどこかでコーヒーを売っている。

 

榊原万莉子


東京外国語大学4年。留学中滞在していた都市がきっかけで街というものに興味を持つように。新しいこと始めたい、裏側も見てみたい、いろんな人に会ってみたいということもあり、気が付いたらシブヤ大学に来ていた。食べることと料理をすることが好き。好きな外国料理を狭いキッチンで作るのが楽しみ。基本的にフワッと生きているけど最近そんな生きる方を改めたいと思っている。

 

鴨志田和香奈

明治大学国際日本学部在学中4年生。ゼミで行っていた「ヒューマンライブラリー」というイベントの企画・運営を通してシブヤ大学を知る。「自分の興味のないことであっても、やってみると意外と面白い」と気づけたことが、シブヤ大学でインターンを始める大きなきっかけとなった。歌うことと遊ぶことが大好き。社会人バンドを組んでおり、週末はスタジオで歌うボーカルでもある。