ハプニング予報
あらためまして、毎月第四土曜日は京都カラスマ大学の日。
スマ大のスタッフ日記に嬉しい記事を発見。
街で自分たちの活動を客観的に発見するのは、ホント、嬉しいものです。
開校から8か月。スマ大チーム、本当にがんばってます。
フレ~フレ~、ス~マ~ダイッ!!
京都の友だちなんかに、スマ大のこと教えてもらえると嬉しいです。
さて、シブ大チーム、明日は五月の授業。
中心となって授業の運営を行うボランティアスタッフについて
生徒さん、先生、施設の方など、色んな方にほめて頂けるのは
いつも言っていますが、本当に自慢です。
めずらしく、自信を持って言いましょう。
うちのボラスタはすごいですよ。
もちろん運営について最低限のノウハウ共有はありますが、
実はマニュアルといったマニュアルはほとんどありません。
そのほとんどが、ひとりひとりの状況判断に委ねられています。
今日はその裏側をひとつご紹介。
授業運営の注意点を事前に共有する、その名も「ハプニング予報」。
以下、完全ノーカット版でお送りしますので、
シブヤ大学の授業の裏側、お楽しみください(笑)。
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みなさんご無沙汰してます。
ボラスタのマツノリです。
今月は用事があって土曜の授業に参加できないので
せめて何かのお役に立てれば。。。と思い、
今週の土曜に起こりそうなハプニングを予報させていただきます。
9個分で長いのですが、お付き合いいただけると嬉しいです。
まず、5/16(土)の渋谷区全域のお天気ですが
予報は「くもり のち 雨」となっています。
最高気温は20℃、最低気温は14℃。
本日・木曜の気温とほぼ同じとなっています。
降水確率は70%。雨、降らないとよいですね!
ただし、広い範囲で【プレス豪雨】が予想されています。
「段ボール」「宇宙ダンス」「ベランダやさい学科」、
「見えないフリークライミング」「東京とカルカッタの真ん中。」に
NHKのテレビ取材がやってきます。
こちらがプレス雲の細かな動きです。
●1.カメラ班(4名)●
8時45分~ 段ボール
10時半~ 見えないフリークライミング
11時~12時 左京さんのインタビュー@事務局
12時10分~ 見えないフリークライミング
13時~ 段ボール※生徒さんへのインタビューを予定
14時30分~ 宇宙ダンス。
●2.デジカメ班(1名)●
ベランダやさい学科(最初の30分程度)⇒
見えないフリークライミング(11時~12時)⇒
段ボール⇒
東京とカルカッタの真ん中。
以上の地域では生徒さんへの事前告知を忘れないように心がけましょう。
なお、プレス証は
「段ボール」と「ベランダやさい学科」の受付で渡し、
「宇宙ダンス」と「東京とカルカッタの真ん中。」で返却、となっているそうです。
では続いて、各地の予報です。
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◆段ボール&宇宙ダンス
「遅刻警報」が出ています!朝早い上に事前の準備も多いので、
くれぐれも遅刻には気をつけましょう。
ちなみに駅の出口は「ガーデンプレイス」方面。
動く歩道を迷わず突き進みましょう。これで2分は短縮できます。たぶん。
アクティブな授業なので、動きやすい服装が良いでしょう。
靴は脱ぐのでハイヒールでも大丈夫ですが素足はあまりオススメしません。
どちらの授業でも加計塚小学校の用意した枠で約15組ずつ、
親子で参加する方がいらっしゃいます。
また、ボラスタデビューの方も2名います。
みんなで一緒に楽しめるようにケアできると、ステキです。
また、8時45分ごろからプレス注意報が出ています。
どちらの授業でもカメラが回ります。
「段ボール」の授業では生徒さんへのインタビューも行う予定とのこと。
生徒さんには授業前に告知して、
NGな方が映らないように配慮しましょう。
なお、連続でボラスタをする人たちは、
本人が気づいてなくてもカラダは疲れていると思われます。
段ボールの授業中から休憩をとりあうようにできると、超ステキです。
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◆ベランダやさい学科
今回が2回目のシリーズ授業です。
人数がとっても多いので、
席への誘導などは事前に係を決めておくとスムーズに行えるでしょう。
こちらも同じくプレス注意報が出ています。
お一人なので騒がしくはならないと思いますが、
事前告知はお忘れなく。
ちなみにトマトの原産は、南米のアンデス高原。
ヨーロッパには大航海時代に観賞用としてもたらされました。
しかしある時、誰かがその実を口に入れました。
すると、真っ赤に熟れた実の何と美味しいこと!
トマトはみるみるうちに食用としてヨーロッパ全土に広まりました。
この現象に青ざめたのがキリスト教のお偉方。
彼らは「赤い実」はすべからく、聖書に出てくる「禁断の実」だと信じていました。
トマトの実は表皮だけでなく、内側までが鮮やかな赤色。
果肉が白い林檎よりも危険な存在です。
そこで教会はあわてて「トマト禁止令」を発布しました。
けれども、一度その美味しさに目覚めてしまった市民たちには
どうしてもトマトを手放すことができず、暴動さえも起きる始末に。
そしてついには教会側が禁止を諦め、
トマトは晴れて、ヨーロッパ中で愛される食材となりました。
なーんて歴史もあるそうです。
美味しいトマト、いっぱい育つとよいですね。
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◆どろけい
教室は港区ですが気にせず元気に楽しみましょう!
シブ大生の集まるところ、即ちシブ大なり。
【檜町公園】←ミッドタウンの横です。
童心に戻りながらもどろけいゼミのメンバーと協力し合って
めいっぱい盛り上げましょう!
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◆見えないフリークライミング
こちらではプレスに加え、見学の方もいらっしゃる予定です。
合わせて6、7名の大キャラバンになります!
受付時にプレス証などを必ず提げてもらうことと、
撮影についての事前に必ず説明することをお忘れずに。
生徒さんには当日、保険の申込書を記入してもらいます。
戸惑わないように前もって用紙をチェックしておくとよいでしょう。
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◆表参道の裏ツアー03
シリーズ3回目となるこの授業、
「少人数で深〜く」という雰囲気を重視して
今回はメディアシャットアウトで行います!
こちらでは「カギしめ注意報」が出ています。
散歩をするため、途中で原宿の丘から外へと出ます。
移動時に施設のカギを施錠する必要があるのかどうか、
事前に施設担当者への確認が大切になるでしょう。
また、少人数ではありますが
迷子が出ないようにケアできると良いでしょう。
なお、アツい授業となりそうです。
心の熱射病にかかった場合には、周囲に感動を放射するとよいでしょう。
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◆Happy Dialog Deck 01
教室は港区ですが気にせず元気に楽しみましょう!
シブ大生の集まるところ、即ちシブ大なり。
KANZANあきちは初めての教室です。
「アジア会館」の隣にあります。
地下鉄の出口は3か4か5か、ビミョーなところです。
きっと迷子になる生徒さんもいるので、
駅からは誘導の立つポイントを考えつつ歩いてくとよいでしょう。
「満腹警報」が出ています。私も行きたい。。。
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◆盲導犬(アイメイト)
盲導犬が来ます。
かわいくてもちょっかい出したりしちゃダメです。
授業中、会議室から体育館への移動があります。
生徒さんにどんどん声を掛けて移動を促すと、
スムーズに進みそうです。
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◆東京とカルカッタの真ん中。
先生のチャタジーさんは日本語ペラペラだそうです。
ビビらず気軽に話しかけるとよいでしょう。
ちなみにインドの挨拶は、合掌しながら「ナマスカール」。
覚えておいて損はないでしょう。
当日は授業コーディネーターの丈晴さんが来れないため、
榎本さんがヘルプで入ります。
少しバタバタするかも?ですが、スマイルでノープロブレムです。
こちらにもプレス注意報が出ています。
お一人なので騒がしくはならないと思いますが、
事前告知は忘れないように心がけましょう。
ちなみに授業のイメージカットは牛ですが、牛は来ません。
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長くなりましたが(ホントに長くてごめんなさい。。。)
みなさんが、おたがいに楽しめるのがいちばん大事、ですよね、きっと。
よい週末を〜!
*****マツノリ
ビジョンを描き出す力
表キャン、エノさん・フジワラさんが真剣な表情で打合せ。
エノさん「肉食系?草食系?」
フジワラさん「もちろん、肉です。」
ふ~ん。
***
最近のメモしたフレーズ。
「現実の引力から離れ、ビジョンを描き出す力」。
これまで、ビジョンというものについて、
組織運営にとって不可欠なものという認識はあったが、
「力」という、個人の力としてあまり認識はしていなかった気がする。
今、組織のビジョンづくりに格闘しながら思う。
ビジョンは組織のなかに自然に生まれてきたり、
全員で出し合ったりする類のものではなく、
誰かひとり(或いはごく少数の限られた人々)が
意識的に生み出すものであり、
その質はそれを生み出す人の力に大きく左右される。
以前、カルロス・ゴーンさんは、リーダーの条件として
「明快さ」をあげていたことを思い出す。
明快なビジョンを描く力。これが必要とされている。
イッパンダ
週末は4月の授業が無事行われました。
今日はそのなかから、どうしても紹介しておきたいことをひとつ。
「切っても切れない関係~プラナリアと自然環境の繋がり~」の授業に
参加された方はきっと見かけられたはず。いや、見なかったとは言わせない。
彼の名は「イッパンダ」。
専門分野の話題が、一般の人には難しすぎるレベルに達したとき、
即座にその雰囲気を感じ取り、やさしい質問を切り出す素敵な存在。
理科や科学が大好きな授業コーディネーター松本浄くんが、
その分野が故に陥りがちな状況を打破するべく、
悩みぬいた末にたどり着いたその存在は、
シブヤ大学の授業コーディネーターの愛情や心構えをあらわす
最高のシンボルです。
廊下ですれちがったら、気軽に声をかけてくださいね。
雑記
今日は、最近数週に一度行っている、
某企業の強力な方々とのミーティング。
テーマは、シブヤ大学とビジネスの融合。
主な分野はマーケティング。
(未だ詳細が書けないのがもどかしい。)
***
しかし、やはり日々その分野の最前線で勝負する
プロの方々とお話させて頂くのは非常に勉強になる。
議論の展開の仕方、スピード、事業計画のタイムスパン、
その場の空気まで吸収し尽くしたくなるような時間。
貴重な時間を割いて下さることが本当にありがたい。
***
NPOの事業にビジネスを組み込む。
もしそれが上手くいけば、それだけでも、
ひとつの成功事例として十分な意義があると思う。
草の根で活動する多くのNPOにとって、
資金獲得の手段はひとつでも多く在った方がいい。
しかし、やはり同時に考えなければならない。
何のためのビジネスか。何のための資金か。
手段や資源を使い、一体何を実現するのか。
将来想い描く事業の広さや深さ。
より明確なビジョンを描かなくてはならない。
憧れ力
***
事務所に遊びに来てくれたゆきちゃん(シブ大、近藤くんの愛娘)。
変顔がマイブームみたい。最高。
***
「憧れる」というのは、大切なことだと思う。
振り返ると、これまでの自分の人生を方向づけた
大きな力は、何かに、誰かに、憧れるということだった。
会いたい人は?行ってみたいところは?
誰かに尋ねられることがあっても、
いつの間にか、何にも思い浮かばなくなっていた。
あんな人になりたい。
あの人が立っているところからは、
どんな景色が見えるんだろう?
西水美恵子さんという方を知れたおかげで、
久しぶりにそんな気持ちになりました。
***
ブログにコメントをもらえるのって、嬉しいね~!
発芽
***
発芽の瞬間。今朝、起きて窓の傍のプランターを覗く。
もりもり、力こぶ。自分で種を植えたのなんて小学生ぶりだが、
これは面白いぞ。しばらく、芽が離せない。
***
しかし、最近の不調の原因は何だったのだろうか。
先日のテレビ取材の時も、言葉を発する毎に鬱々とした気分になった。
知らず知らずの内、周りを意識し過ぎたのかもしれない。
他人から見られる自分、社会から見られる組織、
周りから見られることを意識し過ぎた結果、
周囲の目線(期待、結論、文脈)に沿ったコメントをしてしまう。
結果、自分を見失い、混乱し、自信を失っていく。そんな感じ。
よし、これを「優等生病」と名付け、教訓としよう。
***
久々のブログ更新からか、スタッフからコメントやメールが。
なかに、「よく気づきましたね」と、"神様か?"と思うものも。
でも、そうして自分のことをよく見てくれている仲間がいるのは
本当にありがたいこと。メディアに取り上げられるより、
何かの賞をもらうより、僕は仲間に「あいつがいてくれて良かった」と言われたい。
西水美恵子さん
「国をつくるという仕事」
の著者、西水美恵子さんと
社会起業家フォーラム代表の田坂広志さんの講演会へ。
元世界銀行副総裁という西水さんの肩書きにひかれ、
なんとなく足を運んだことが恥ずかしくなるくらい、
西水さんは素敵な人だった。
大学の教師から世界銀行へ、
転職のきっかけとなったエジプトの少女の話。
リーダーシップの理想像、ブータン国王の話。
伺ったお話のスケールは想像出来ないくらい大きいけれど、
それを語る西水さんの感情は等身大で、素直に共感。
なかでもリーダーシップの条件としてあげられた
「裸になることの大切さ」には、思わずはっとする。
「如何なる組織であれ、人を動かすとなれば、
動かすのはその人のこころ。何がやりたいのか、
リーダーとなる人が自分に正直じゃなかったら、
誰も信用しないし、誰も付いてきてくれない。
人間と人間の裸の付き合いが出来ないと、
リーダーの資格はゼロ。」
あちゃ~、ここ数カ月の自分を振り返り猛反省。
原因は単純。それは、他人からよく見られたい、
賢くないと思われるのが恥ずかしい、という弱さ。
「裸になる」。これでいきます。
土と花
野球、サッカー、ラグビー、スポーツにはさまざまな
ポジションがあり、それに応じた役割がある。
華麗なプレーで観客を沸かせる人間や
司令塔として周囲を動かす人間、
一般的に人の眼につくポジションは
そういう部分が多いのだが、
本当に強いチームには必ず必要な役割がある。
それは、土になれる人間。
人の眼につく派手な部分を負う人が「花」だとしたら、
彼らは「土」として、黙々と地味な仕事をこなしている。
一般的な楽しさや称賛とは無縁のところで、
ただひたすら自分の仕事を誇りを持って全うしている。
すべてはチームの勝利のために。
非営利組織にとって、大事な「土」の部分、
そのひとつは間違いなく『資金調達』だろう。
目の前にいる人に尽くし喜んでもらう。
その部分にやりがいや喜びを見出すのは簡単だともいえる。
誰だって人に感謝されれば嬉しいのだから。
『資金調達』を負うものは違う。
目の前にいる人にお願いをする。
事業の内容、次なる計画、明確な資金の使途、
ときには信頼を得るために、個人の信念、
そのバックボーンとなる生い立ちや
家庭環境までも話し、理解や共感を得ようとする。
すべてはチームの成果のために。
本当に強いチームは、チーム全員がそのことを知っている。
ゆえに、「土」になれる人間は、仲間たちからの尊敬を集め、
「花」の人間は自らの仕事が、彼らの献身の上にあることを誇りに想う。
ビール醸造ゼミ、シブヤビール完成!!
ついにシブヤビールの完成!ということで、
昨日、ゼミ生を中心に完成披露会&打ち上げが行われました。
シブヤビールの名前は「トナリニ」。
となりの人とつながるきっかけになるビールです。
味はヒューガルデンをさらにさっぱり飲みやすくした感じ、かな。
お世辞抜きに、うまい、です。時間をかけてゆっくり飲んでも
味がかわらず、さわやかさもそのまま。
いやぁ、期待をはるかに超えた出来です(笑)。
でも、振り返ってみても、ゼミ生の皆さんの
ビールにかける情熱はすごかった。プロの醸造師さんに
びしびし意見言ってましたもんね。でも、我々としては
そのプロセスを共有して、ゼミ生の皆さんが楽しんでくれたり
仲良くなってくれたことが何よりうれしいです。
ご協力いただいたアサヒビールの皆さんも、
本当にありがとうございました。
このシブヤビール「トナリニ」、期間限定でシブヤの街でも
飲めるように準備中です。詳細はまたお知らせします!